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11月も残すところあと数日。年末感が増してきました。
今年もあっという間に過ぎようとしていますが、1月に何か目標を立てたような……。

「今年こそは、運動する」

そんな目標を立てていた方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も「運動しないと……」と思う頻度が年々上がるものの、「仕事のある日は忙しい。たまの休日はゆっくりしたい」という思いもあり、なかなか「運動」を始められずにいます。
また、いざ始めたものの「思ったより効果が実感できない」という理由で「運動」を断念した友人も少なくありません。

そんな「忙しい」「運動嫌い」の方におすすめしたいのが、30分の有酸素トレーニングで、2時間分の運動効果を得られる低酸素ジムで行う「高地環境フィットネス」です。

標高が高い場所など、空気(酸素)が薄い環境でトレーニングをすると、身体がより多くの酸素を取り込もうとすることで細胞が活性化します。
細胞を活性化させ、効率よく身体を鍛えるために低酸素になる高地で行われる「高地トレーニング」は、マラソンのトレーニングとしてよく紹介されているため、ご存知の方も多いかもしれません。

高地環境(低酸素の環境)では、体内の脂肪燃焼を促すミトコンドリアが活性化することで、脂肪燃焼しやすい体質となり、30分で2時間分の効率的な運動効果が表れます。また、心肺機能も強化され、新陳代謝の改善も期待できます。
ほかにも、血管の拡張による冷え性改善や睡眠の質の向上、最大酸素摂取量の増加による持久力の強化など、魅力がいっぱいです。

しかし!「忙しい」「運動嫌い」の方が運動の為にわざわざ山に……行かないですよね。
ハードルも標高も相当高いです。
(※実際の高地は酸素だけでなく気圧も下がるため、身体への負担も大きいそうです)

低酸素ジムでできる「高地環境フィットネス」は、「忙しい」「運動嫌い」の方も、高度2,500m以上の環境で、手軽に運動ができる話題の運動方法です。

今回は話題の低酸素ジム「TetraFit white」が東京に初出店ということで、「TetraFit white」独自のトレーニングメソッドを実際に体験してきました!
(今回は、店舗で行っている「体験プログラム」と同じ内容を体験させていただきました)


高地環境フィットネス『TetraFit white(テトラフィットホワイト)』とは

「TetraFit white」の特徴は高度2,500m以上と同じ環境でトレーニングを行えるため、たった30分歩くだけで2時間分の運動効果が期待できます。高地環境にいるだけで心肺機能や持久力が向上し、だんだんと、疲れにくいカラダへ生まれ変わります。また、酸素供給能力が高まり、効率よく脂肪が燃焼するためダイエットや美容にも効果的です。
(参照:https://tetra.fit/


高地環境の仕組みとは

特殊な機械により、空気中の酸素濃度を下げることで高度2,500m以上の環境を作っております。酸素濃度を下げると聞くと「苦しくないのか」と疑問を持つかもしれませんが、その秘密は気圧にあります。主に高山病の原因は低圧・低酸素の状態になり体が順応できず起こる症状と言われております。「TetraFit white」では気圧を平地と変えずに低酸素の空間を作り上げているため苦しくなく、体は不足した酸素を補おうと体内細胞が活性化し、運動効果が上がるなどの様々な効果が期待できる。という仕組みです。
(参照:https://tetra.fit/

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ひばりヶ丘に到着しました。運動日和ですね。
因みにこちらの写真は店舗の入り口から撮影したもので、立地は比喩抜きで駅前です。
それでは行ってきます。

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中に入ると、クリスマスシーズンということもあり可愛いクリスマスツリーが飾ってあったり、オシャレなクリスマスソングがかかっていたり、とても和やかな雰囲気でした。

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このガラスの向こうが標高2,500m……!

トレーニングルームに入る前に、30秒間のもも上げ運動を行いました。
……キツイ。1週間分の運動を一気にしたような疲労感です。
もも上げ前と、もも上げ後に血中酸素濃度(※)を計ってもらい比較したところ、もも上げ前99、もも上げ後98とほとんど変化が見られませんでした。

(※)血中酸素飽和度とは血液中の酸素の量の事でSpO2と呼ばれています。値は%で表し、血液中の酸素の濃度が満タンだと100%、正常値で99〜96%と言われています。

準備運動(?)を終えたところで、早速高度2,500m以上の環境になっているトレーニングルームに入っていきたいと思います。

空気中の酸素濃度を計るこちらの機械で見てみると、トレーニングルームの外は20.1%でしたが……

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トレーニングルームの中の酸素濃度は15.3%!確かに低い!

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酸素濃度は富士山5合目相当の高度2,500mと同じくらいになっていますが、気圧の変化がないため、特に違和感はありません。強いて言えば、少し涼しく感じる程度でした。

トレーナーの支持に従って、下半身、上半身をそれぞれほぐしていきます。

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※画像の男性はいずれもTetraFit whiteのトレーナーです

TetraFit whiteのストレッチマシンはいずれも特注品で、鍛えることよりもストレッチをメインにしたものだそうです。
(下半身の運動はヒィヒィ言いながらでしたが、上半身の運動は肩甲骨が程よくほぐれてとても気持ちよかったです。)

いずれも「大変!!!」というものではなく、「あ、自分でもできそう」というくらいの難易度でした。

身体がほぐれたところで、有酸素運動にはいっていきます。

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有酸素運動……ということで、こちらの自走式のランニングマシンで20分間歩いたり走ったりします。人生初のランニングマシンにドキドキです。

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こちらの機械を腕につけてスタート!
心拍数や消費カロリーが前方のモニターに表示されるので、自分のペースを見極めながらトレーニングすることができます。

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今回は、20分の運動で220kcal消費できました。
(モニタ右上が私の結果です)
嬉しいことに、この場限りの結果ではなく、運動の効果(=細胞の活性化)は2~3日間ほど続くそうです。

また、実際のトレーニングの際もトレーナーが必ず見ていて、万が一無理な運動をしていたり、危険な状態になった時はすぐに対応してくださるそうなので、初心者でも安心して運動することができます。

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運動の途中で血中酸素濃度を計ってもらったところ、97→85→98とかなり大きな変化が見られました。
運動によって酸素濃度が一時的に下がることで活性化が促され、通常の血中酸素濃度までもどるそうです。(画像は運動終わりに撮影したもの)

疲れなかったと言えば嘘になりますが、日頃まったく運動しないことを考えると、無理なく身体を動かせたと思います。
トレーニングが終わってから夜寝るまで、身体がぽかぽかしていて、代謝が上がっていることを実感しました。(夜も久々にぐっすり眠れました)

「高地環境フィットネス」には、冷え性・むくみの改善、睡眠の質の向上、肩こり解消、ストレス発散、ダイエット……などなど、社会人にとって嬉しい効果がたくさんあります。

東京初出店の「TetraFit white ひばりヶ丘北口店」は11月19日(火)にオープンしたばかりです。
「運動しないと……」と思っている方は、2019年が終わる前に、仕事帰りにも無理なくできる時短トレーニングをはじめてみませんか?