日産がまさかの小説を初出版！作家と新進気鋭のイラストレーターらが「自動運転社会の未来」を思い描くぞ

なんと日産自動車が初のSF小説「答え合わせは、未来で。」をキンドルで出版する。2019年11月26日から2020年1月30日までの期間限定で発売予定だ。

小説のテーマは「自動運転社会の未来」。参加したのは日本SF大賞を受賞した実力派SF作家から話題のWEBライターまで計7名。小川哲、長谷敏司、藤井太洋、宮内悠介、氏田雄介、カツセマサヒコ、田丸雅智の豪華布陣。

全19話のショートストーリーが執筆され、1ダウンロード88円で購入できる。売上金は「日産スマイルサポート基金」を通じて、東日本大震災の被災地に住む子供・若者の応援のために全額寄付されるという。

「#日産未来文庫」特設サイト（https://www.nissan.co.jp/SP/MIRAIBUNKO/）では、7作品が公開されるので、試し読みが可能。どんな作品があるのか、実際に読んでみよう。

以下は3話「人気住宅街」である。

まさかのオチにフフッと笑える。サッと読める文量なので、重くない。エヌ氏が活躍しそうな雰囲気もあるが、毒の強い作品もあるのか。思わず、他18話のタイトルと、にらめっこしたくなる。

「#日産未来文庫」目次一覧

第1話「ヒッチハイクごっこ」

第2話「自動化されたある1日の記録」★

第3話「人気住宅街」★

第4話「次の信号まで、持つよ」★

第5話「青春アクセル」★

第6話「ボヘミアン」

第7話「カーファーム」★

第8話「慎重な男」

第9話「ラストラン」

第10話「最強の怪盗と自動運転車」★

第11話「未来漫才」

第12話「すべては GT-R のために」

第13話「高速道路」

第14話「心霊現象」★

第15話「あの日へドライブ」

第16話「フオパ氏のお気に入り」

第17話「HIDEYOSHI 2049」

第18話「タクシー」

第19話「ドライブデート」

※★があるものは「#日産未来文庫」特設サイトで公開中

どれもこれも気になる。まずは公開されたものから読み始めていくべきか。独立したショートショートなので、気になったものを読めるのは嬉しい。

挿絵は新進気鋭のイラストレーターが各ストーリーの世界観をビジュアライズ。参加イラストレーターは、瓜生太郎、Colliu、椎木彩子、正一、TAC、高橋潤、ナガノチサト、中村桃子、ヘルミッペ、三好愛。独自のタッチによる「クルマの未来」が、作品の余韻を更に盛り上げてくれる。

<小説「答え合わせは、未来で。」概要>

発売期間：2019年11月26日(火)～2020 年1月30日(木)

ASIN：B081SG7DNP

発行：日産自動車

価格：1 話 88 円(税抜) ※全19 話

「#日産未来文庫」特設サイト：

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