ウェディングプロデュースを手掛けるT&G (株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ)と、冷凍食品のニチレイ(株式会社ニチレイフーズ)が、11月22日いい夫婦の日に開催したのが「愛情弁当料理教室」です。どんなイベントだったのでしょう。
表参道にあるT&Gの結婚式場の一つ「アルモニーソルーナ表参道」がこのイベントの会場。ランチタイム前の11時に、9組のご夫婦が集まりました。T&Gで結婚式・披露宴を挙げたご夫婦の中から選ばれた皆さんです。
まずはT&Gウェディングアドバイザーの有賀明美さんによるトーク。テーマは「いい夫婦の在り方」でした。
有賀さんご夫婦は毎月1回、二人でロールケーキを楽しむのが約束になっているそう。「ありがとう」という言葉をお互いにきちんと伝えるそうです。そして、朝出かける際には毎日必ず「行ってらっしゃい」という言葉とハグを。けんかをした翌朝でたとえぎこちない雰囲気だったとしても、それでも大丈夫だとご自身のことを話してくれました。素敵な夫婦でいるための具体的なアドバイスとメッセージで、聞いている皆さんも納得顔でした。
この後、御主人と奥様はそれぞれ別の部屋で料理し、お弁当箱に詰めます。男性の部屋にははじめはちょっとした緊張感がありましたが、だんだん皆さん集中していました。サンドウィッチをメインに、ニチレイの様々な冷食アイテムも入れ込んでいきます。
一方、女性が集まった部屋は和気あいあい。こちらは海苔巻きがメイン。海苔が内側になる「内巻き」にも挑戦していました。
教えてくださったのは、T&Gのシェフ。ですから味は完璧です。それぞれがどう仕上げていくかというセンスに個性が発揮されます。
意外にも男性陣がてこずったのは弁当箱への盛り付け。たしかに、サンドウィッチを詰めるのは難しそうです。
調理からお弁当を詰め終えるまでが約1時間。食べてくれる相手のことを考えながらの時間はあっという間で、男性陣は女性たちより少し時間がかかっていました。
そして、お弁当をお互いに交換して実食。仲良く食べながら話も弾むようで、どのご夫婦も和気あいあいとした雰囲気でした。
最後にお互いへのメッセージを交換して「夫婦証明書」に貼りつけます。毎年11月22日に行うことも書き留め、これから実践していく約束事です。
総務省の発表によれば、2017年の「夫婦共働き世帯」の割合は48.8%となっています。忙しい毎日、「時間をかけて相手へ伝える」という機会も減ってきています。お弁当をツールにして相手に思いを伝えることを提案するニチレイフーズと、結婚式後の人生も豊かにすることを目指すT&Gが手掛けた今回のコラボレーションイベント。いい夫婦の日をきっかけとして、夫婦がお互いに向き合うことで末永く良い関係を築いていってほしいものです。
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