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2020年1月20日の今日は、暦の上では「大寒」(だいかん)にあたります。
(注:新暦計算と国立天文台暦計算室とでは1日ずれる場合があります)
暦の上では、いよいよ寒さは極限、「大寒」とは、寒さが一番厳しい時。
全国各地でこの寒い時期に修行したり、寒い時期だからこそお参りをしたりと、この時期には“寒参り”“寒垢離”と心身を清め、神仏に祈る静粛な宗教行事があります。
それは、昔から言い伝えられている「物忌み」の習慣が継続されていると思われるそうです。「物忌み」とは、平安時代から言い伝えられてきた、忌みを避けること。暦の凶日などに、家にこもるなどして身を慎むという習慣が現代まで言い伝えとして残っています。

二十四節気「大寒」の期間を、さらに、5日ごとに区切って、気象の動きや動植物の変化を知らせるための言葉で表しています。それを七十二候といいます。
明治時代からの略本暦では「大寒」の七十二候について、以下の言葉が記されています。

第一候は 
「欽冬華」 ふきの花咲く
“ふきのとう”とは、ふきの花茎のことをいいます。寒さの厳しい折に、ふきのとうがつぼみをつける時期のこと。大寒の七十二候なのに、実は、ふきのとうは春の季語。

第二候は 
「水沢腹堅」水沢氷つめる
沢に氷が厚く張りつめるという意で、沢を流れる水も凍るほどの寒さを表しています。

第三候は
「鶏始乳」 にはとり始めてとやにつく 
鶏が春の気配を感じて、卵を産み始める時期。「乳」は鶏が卵を産むことを指しています。

七十二候の示すように、暦は、日本のさまざまな四季の中の冬の情景を、繊細に表しています。  

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いつのころからか、季節感に触れることが少なくなった現代。
暦の言葉に耳を傾け、季節感を感じてみましょう。

出典:
国立天文台 暦計算室
「こよみ」岡田芳朗著 神社新報社

Written  :コヨミズム
Photo   : タケル/ぱくたそ
Couleur/Pixabay


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