ライオン

富士山のふもとにある富士サファリパーク(裾野市須山)は動物本来の姿を車に乗ったまま見学できるサファリパーク形式の動物園となっており、普通の動物園よりも開放的に飼育されている野性的な動物を近い距離で観察できる人気施設。誰しも一度くらいは訪れたことはあるでしょう。

74万平方メートルの緑豊かな敷地内で、70種約900頭の動物たちを飼育・展示している。1980年4月23日に開園し、今年でなんと40周年を迎える。

そして富士サファリパークと聞いて思い浮かべることと言えば、あの耳に残りやすいインパクト大のCMソングではないでしょうか。
「ホントにホントにホントにホントに ライオンだ〜♪」と、やたらにライオンの存在を強調する歌詞が印象深い。
この曲を採用したCMはなんと広告代理店に依頼して作ったもの。1980年の開園依頼、その年の秋頃から放映している。昭和、平成を飛び越え、約40年にもわたって愛され続けているというのだから驚きだ。

この曲を歌っているのは和田アキ子という情報が一時期、出回っているのだが実は和田さんではなく、とある有名なアニソン歌手がボーカルを務めているのだ。この曲のフルバージョン(30秒)が動画サイトにて発見されたので、そろそろ答え合わせといきましょう。


お声の正体は「宇宙刑事ギャバン」「キン肉マン」など名作の主題歌を歌い上げてきた特撮・アニソン界のレジェンド、串田アキラさん。

富士サファリパーク担当者曰く串田さんを起用した理由に関しては「野生のスリル・迫力を連想させる歌声として、起用されたものと考えています」と取材で回答している。

ちなみに串田さんはとある番組でギャラ事情について、ギャラが発生したのは最初に曲の収録をしたときだけだと明かしている。
これからもずっと富士サファリパークの象徴として、この曲を使い続けてほしいですね。

【出典】
「Jタウンネット東京」
「ライブドアニューズ」