車の中で聞く音楽は、ドライブ中の大きな楽しみでもあり仲間同士で出かける際には皆で知っている曲を熱唱したりなど車内のボルテージを高める為には必要不可欠なツールともいえる。
CDで音楽を楽しむ文化が廃れつつある昨今ではディスプレイにCDを挿入して曲を流すのではなくスマートフォンをBluetooth機能でカーナビに接続させ、サブスクリプションやストリーミング配信で曲を流すやり方が主流なのだという。
又、15年ほど前に英国の自動車関連の調査・プロモーション機関である「RAC Foundation」が、自動車の運転に危険な曲ランキングという おっかない考察情報が公開されたことがあり今でも巷では度々話題にあがることも多いのだが、今回は栄えある1位に輝いてしまった曲を中心に危険な曲たちを紹介していきます。
1位に輝いた曲『ワルキューレの騎行』とは?
堂々のトップに躍り出たのは『ワルキューレの騎行』という曲。
ワーグナーの楽劇 『ニーベルングの指輪』の第一夜 楽劇『ワルキューレ』の第三幕の前奏曲。
ワーグナーの楽劇 『ニーベルングの指輪』の第一夜 楽劇『ワルキューレ』の第三幕の前奏曲。
結婚式で用いられる「婚礼の合唱」と並び、ワーグナー作曲の中でも最もポピュラーな作品である。コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」のヘリコプターの戦闘シーンで流されていた曲としても有名。
この曲のような60BPMを超えるテンポの楽曲を聴くと、心拍数と血圧が上がり興奮状態になるといわれている。。
クラシックの場合ゆっくりな曲調でも音数の多さや、クレッシェンドとデクレッシェドの反復によって興奮状態になるため事故を起こしやすくなる。
興奮状態が絶頂期になると赤信号を無視する傾向が増えその事故率は2倍。
ちなみに5位までのランキングは以下の通り
1位『ワルキューレの騎行』リヒャルト・ワーグナー
2位『ファイヤースターター』ザ・プロディジー
3位『レッド・アラート』 ベースメント・ジャックス
4位『インソムニア』フェイスレス
5位『レクイエム』ジュゼッペ・ヴェルディ
皆様もドライブ中はこれらの曲をうっかり配信サービスのシャッフル機能で流さないように注意を払いましょう!
アップテンポな曲が悪いわけでないがスローテンポでリラックスできるような音楽で癒やしを得ることも大事です。
【出典】
「ITmedia NEWS」: 2004年04月16日
「世界の童謡・民謡」
http://www.worldfolksong.com/classical/wagner/valkyries.html
(written by 虫歯太郎)
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