ドラフト会議
 
プロ野球ドラフト会議とは毎年ペナントレース終了後の秋に行われる野球ファンにとっては1年に1度の待ちに待ったイベント。
ドラフト会議の結果次第で球団の未来が大きく左右されると言っても過言ではない。

ちなみに日本で初めてのドラフト会議が行われたのが1965年で、それ以降制度を少しずつ変えながら今日に至るまで実施され続けている。

やはりドラフト会議において1番盛り上がる瞬間といえば甲子園を沸かせたスターや社会人No.1の称号を持つ目玉選手への指名が相次ぎ、例のくじ引きの末に抽選結果が発表され、引き当てた球団の責任者がガッツポーズを見せる瞬間だ。

ちなみに1位指名の競合では「トルネード投法」で一世を風靡した野茂英雄投手(新日鉄堺→近鉄)と即戦力左腕・小池秀郎投手(亜細亜大学→ロッテ/入団拒否)の8球団が最多記録。
2017年には左の長距離打者・清宮幸太郎選手(早実)に人気が集中。7球団競合の末、日本ハムが獲得に成功している。

そして個人的にドラフト会議でふと疑問に思ったのが各球団の希望選択選手が読み上げられる際のあの特徴的でイケボなアナウンス。

どんな方が出しているのか調べてみました。


お声の主はフリーアナウンサーの「関野浩之」さん




関野浩之さんは1962年生まれ。玉川大学芸術学科演劇専攻卒。
大学卒業後は役者として劇団の舞台に立ちながら、コント・コミックバンド・パフォーマンス等でも活動。

28歳でフリーアナウンサーに転身し、「すぽると!」を始めとするフジテレビスポーツの多くの番組でナレーションを務め、97年からは、サッカー日本代表のスタジアムアナウンサーを担当。

そして上述にもあるプロ野球ドラフト会議が一般公開となった09年より司会を担当している。
1位指名を誰よりも早く知り、緊張感に包まれる会場で臨場感たっぷりに伝える声は、プロ野球ファンの間ではおなじみになっている。

関野さんは会議ドラフトの際には「リスペクトと祝福を持って選手を読み上げる」というポリシーを持ちながら努めているという。

これからもドラフト会議の雰囲気をより彩るカッコいい声として今後も司会を続けてほしいですね!