まくら投げ

誰しもが一度は楽しんだことがあろう「まくら投げ」。修学旅行の風物詩とも言えるまくら投げだが、実は競技化されているのはご存知だろうか?
静岡県伊東温泉では、地元高校生のアイデアを基とした地域イベント「まくら投げ大会」を2013年よりスタート。2月22日〜23日には「第8回全日本まくら投げ大会 in 伊東温泉」が伊東市民体育センターで開催。熱い戦いが繰り広げられた。

まくら投げ

初日には開会式が実施。1道2府1都17県より384名の選手が参加した。趣向を凝らした浴衣を身にまとって整列する姿は圧巻の一言。新型コロナウイルスによる肺炎への予防として、マスクを着用する参加者の姿も目立った。

まくら投げ

主催者挨拶を行う、伊東市市長 小野達也氏。「新型コロナウイルスの心配が懸念されていたが、過度な自粛は避けるべきと考えた。換気やアルコール消毒の徹底などの対策を講じることで観光地イベントの開催ができるという一例になれば」と話した。

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続いて大会のイメージキャラクターを務める新体操団体元日本代表の畠山愛理さんが浴衣姿で登場。「子供の頃に兄と一緒にまくら投げを楽しんだ思い出がある。新体操の練習で修学旅行に参加できなかったので、皆さまの全力で楽しむ姿を見れるのがとても楽しみ」と挨拶した。

まくら投げ

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畠山さんはまくら投げ競技のデモンストレーションへも参加。「すごく楽しかった。応援も嬉しかったです。皆さまも素敵な一日を過ごしてほしい」とエールを送った。

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デモンストレーション後は始球式ならぬ“始枕式(しまくらしき)”を実施。畠山さんが小野市長へ華麗に枕を投げ、会場を沸かせた。

まくら投げ

開会式終了後には第1試合がスタート。22日には一般の部(予選リーグ戦)全72試合が行われた。
競技は1チーム8人編成。リーダーの「大将」、掛け布団でガードする「リベロ」、相手を就寝に追いやる「アタッカー」、自陣に枕を運び入れる「サポーター」という4つのポジションに分かれる。畳を敷いたコートでドッジボールのように10個の枕を相手選手に投げ当てることによって就寝させるかを競う。相手チームの「大将」を就寝させたチームが勝利となる。また「先生が来たぞー」とコールすることで、10秒間相手チームの陣地にある枕を回収することもできる。

まくら投げ

審判のホイッスルが鳴る直前まで選手は布団の中で寝て待つ。サポートを務める3人は畳の上で待機する。

まくら投げ

ホイッスルと同時に布団から飛び出し、競技エリア内に走り寄る選手達。リベロとは防御専門の選手で、掛け布団1枚を両手で持って防御のみを行う。各セットの残り時間が30秒になった時点からは、他の選手と同様に攻撃することも可能だ。

まくら投げ

サポートの3人は自陣の競技エリア外に出た枕を回収し、自陣に戻すという役割を持つ。競技エリアに入ることはできない。 

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試合時間は1セット2分×3セット。2セットを先取したチームが勝利となる。制限時間に勝負がつかなかった場合は生き残っている選手が多いチームをそのセットの勝者とし、同数の場合は引き分けとなる。また3セットで勝負がつかなかった場合は、まくらの遠投を行なって勝敗を決定していく。

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一般の部では教員免許を持つメンバーで結成された「知多半島教員選抜 with Bouzu」がチャンピオンに輝いた。優勝を記念して優勝カップや賞状、さらに賞金10万円が贈られた。

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本大会に合わせて「MY YUKATA」もスタート。まくら投げのユニフォームでもある浴衣をオリジナルで制作できるサービスで、全252パターンの浴衣を作ることができる。 

価格:14,800円 (税込・オプション別途)
納期:約4週間 (受注生産のため、時期により納期が変わる可能性がございます) 
サイズ展開: KIDS、S、M、L、LL

今後も、温泉や特産品とともに、「まくら投げ」を誰しもが楽しめる新たな観光コンテンツとして提案していくという伊東市。来年の大会にも注目したい。