置き去りにされることを意味する「おいてきぼり」。(「おいてけぼり」とも)
この言葉の語源を辿ると元々は“何か”を“どこか”に置いていくことに由来するという。
江戸時代の怪談が由来?
江戸時代までさかのぼる。
江戸の本所(現在の墨田区)には「置いてけ堀」という池があったという。
魚がよく釣れる池だったが、釣りを終えて帰ろうとすると池の中から「置いてけ〜置いてけ〜」という声が聞こえてきたのだという。
恐怖を感じた釣り人は魚を置いて逃げだした。これが「おいてきぼり」という言葉の語源らしい。
この逸話は江戸の本所七不思議のひとつに数えられている。
※諸説あります。
参考:最新日本語活用辞典(現代用語の基礎知識1999別冊付録)
(written by 山崎健治)
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