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1月2、3日に行われた箱根駅伝では今年も様々なドラマを生んだ。この頃には現役続行、引退とほとんどの選手の進路が決まっている。
競技を引退して一般企業に内定している選手も多くいる。その1人だったのが今年箱根の4区で区間新記録を出した青山学院大学の吉田祐也だ。
そんな吉田がブルボンの内定を辞退して、GMOインターネットグループで競技を続行することを3月9日に発表された。

GMOと吉田のコメントは以下の通りなる。

3月9日GMOアスリーツ Twitterより
2020年4月より、青山学院大学の吉田祐也選手がGMOアスリーツに所属することが内定しました。
更なる活躍を目指す吉田選手に熱いご声援お願いします!
https://twitter.com/AthletesGmo/status/1236839387171704832

3月9日吉田祐也 Twitterより
不躾な申し出にも関わらず、内定辞退を承諾してくださった株式会社ブルボン様。これから競技を共にしていくGMO様。どちらにも本当に感謝しています。
これからも第一線で頑張ります!
また暖かく見守っていただけたら嬉しいです。
https://twitter.com/Fighter0423/status/1236840763394154497

さて2020年の出来事から吉田祐也とはどんな人物だったか、振り返ろうと思う。

大学駅伝最後のレースで有終の美

吉田は大学2、3年生の時は箱根駅伝にエントリーされるも11番手の選手として出場することができなかった。そして、今年は念願の箱根出場を果たすと2019年大会の東洋大学の大エース・相澤晃選手(当時3年)がマークした区間記録を24秒も縮める1時間00分30秒という区間新記録を生んだ。大学駅伝最後のレースで有終の美を飾り、しかも凄い記録を樹立したにも関わらず、競技を辞めブルボンに内定することで注目を浴びることになった。

大学最後のレースが現役続行の転機に

吉田は大学生活最後のレースに出場した別府大分毎日マラソン(2月2日)が1つの転機となる。青山学院大学の原晋監督が「努力の男」と評価される吉田は初のマラソンでもあるこのレースでも大活躍を見せる。
終始先頭集団で走る順調なレース運びするだけではなく、38キロ手前から外国人選手2人と競り合うと、積極的に仕掛けて一度は先頭に立つ動きを見せた。結果は日本人トップの3位だったが、注目すべきはタイムだった。

吉田がマークした2時間8分30秒というタイムは、2003年びわ湖毎日マラソンで当時中央大学の藤原正和さんが記録したマラソンの学生記録2時間8分12秒にあと18秒と迫る高記録だった。そして初マラソンの日本歴代2位という快記録でもあった。

箱根駅伝、初マラソンでの活躍を見て陸上界もファンも本当に競技を辞めてしまうのかという気持ちになっていた。

最後に

陸上・駅伝ファン、そして何より陸上界にとって吉田の競技続行は嬉しいニュースとなった。
吉田が内定をもらったGMOインターネットグループは青山学院の原監督がアドバイザーを務める実業団であり、箱根駅伝で活躍した青山学院選手らが所属している。

【2019-2020年シーズンのGMO紹介動画】

努力の男が4月から更なる努力を積み、世界を目指す。
今後の吉田の活躍に注目だ。


(Written by ユーサク)

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