飛行機のエコノミークラスでの悩みは、狭い座席で身体を伸ばしてくつろぐことができないこと。この懸念を抱く人は多いだろう。そんな中、ニュージーランド航空が、エコノミークラスのフルフラットの睡眠エリア「スカイネスト」を発表した。

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スカイネストは、全身まるごと収まる「スリープ・ポッド」最大6基で構成。スリープ・ポッドの全長は2m以上、肩部分の幅は58cm以上。フルサイズの枕、シーツ、毛布、耳栓に加え、プライバシーカーテン、睡眠用の照明が搭載予定とのこと。個別の読書灯やデバイス用USBコンセント、換気機能などは検討中。エコノミークラスのどの場所に配置されるかは未定。

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イメージ画像を見る限り、カプセルホテルのような感じ。しかしながら、フライト中に隣りの人などに気兼ねなく、身体を伸ばして寝転がることができるのは、長距離路線ではとてもありがたい。

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ニュージーランド航空によると、2020年に就航予定の片道17時間フライト、ニュージーランド/オークランド−アメリカ/ニューヨーク便など、世界最長クラスのフライトで多く導入していきたいとのこと。

特に近年、ジャンボ機と呼ばれる大型機に代わり、ボーイング787やエアバスA350といった航続距離が長い最新の中型機を導入する航空会社が増えている。つまり、全体の座席数が減ることで満席の確率が高まり、機内で過ごす時間がさらに窮屈になっている。機内においてフルフラットで過ごせるシートはビジネスクラスなどに導入されてはいるものの、エコノミークラスの運賃の何倍もする。

ニュージーランド航空は、エコノミークラスのシート3席分を使い、上空で寝転がることができる「スカイカウチ」のサービスを、世界で初めて導入したことでも知られる。筆者もスカイカウチのフライトを体験したことがあるが、エコノミークラスであっても寝転がることができると非常に楽だった。さらに次世代の「スカイネスト」も楽しみだ。

ニュージーランド航空
スカイネストのプロモーションビデオ