川上拓朗

2020年3月17日に「QuizKnock」のYoutubeチャンネルの主力メンバーとして活動していた川上拓朗がTwitterにて東京大学文学部の卒業を発表した。そして同時にYoutuberとしての活動を2019年もって終了していたことも発表し、ファンを驚かせた。

Twitterでの川上のコメント ※一部抜粋
先日、学部の卒業者発表があり、今年度をもって東大文学部を卒業することとなりました。
不登校や休学・留年と、決して順風満帆ではありませんでしたが、良い大学生活だったと思います。6年間ありがとうございました。



今回はQuizKnockの川上拓朗について簡単にどんな方か紹介したいと思う。

基本プロフィール

川上は2016年のQuizKnockの立ち上げメンバーとしてこれまで活躍してきた。私立灘中学、高校の出身で、中学1年生から始めた。QuizKnockの中でも屈指のクイズプレーヤーであり、クイズ王・伊沢拓司にも引けを取らない実力の持ち主である。
東京大学に在籍中には「東京大学クイズ研究会」の会長を務めたり、松丸亮吾が率いる謎解き制作集団「Another Vision」にも所属し、マルチに活動をしてきた。テレビ朝日「Qさま」にも単独で出演した経験もある。

Youtubeライター的名場面

ほんの一部ですが、個人的に感じた凄いと思った動画を紹介したいと思う。
まず1つ目がQuizKnockにて何本か公開されている名門中学入試に挑戦する企画だ。中学入試の問題に特に強かったことから川上は「中学入試王」ともメンバーに称された。

【早すぎる】開成&灘!難関中学受験に東大生が挑戦!【開成中出身VS灘中出身】

入試問題に強いというキャラでもあるが、クイズプレーヤーとして知識量と推理力をもしっかり兼ね備えている。
2つ目は空欄になっている問題文を一文字ずつ開けていき、答えを導き出すクイズに挑戦した企画だ。動画内では伊沢と対決を行っおり、運の要素もあったが、さすが川上と思わせてくれるシーンが随所に見受けられた。

クイズ王なら1文字で答えが分かる?超推測力対決ガチバトル

今後の活動について

川上は冒頭に書いた通りYoutuberとしての活動を終了している。
これはQuizKnockを辞めたということではない。みなさんの中にはQuizKnockがYoutuberだと思っている方も多いのではないだろうか。間違ってはいないが、あくまでYoutube はQuizKnockのコンテンツの1つである。そもそもQuizKnock の始まりはWebメディアであり、記事の執筆がメインとなっている。今では株式会社になり、アプリゲームの開発なども行う企業である。

Youtuberとして「QuizKnock」と共に知名度上げた川上が今後の活動について下記のように語っている。

川上のコメント ※一部抜粋
私がQuizKnockでやりたいことは、Youtuberとしての活動だけではありませんでした。例えばWebメディア「QuizKnock」をより良いものにしたいですし、面白いアプリをもっと世に出したいと考えています。そこでこの度、そういったYoutuberとしての活動を終了した次第です。

そもそもQuizKnockは7人組 Youtuberではありません。私のYoutuber活動の終了は、「グループYoutuberのメンバー脱退」といった類のものではないと考えています。
私はたしかにYoutuberではなくなりますが、これからも変わらずQuizKnockの一員として引き続き組織を支えていく所存です。

https://twitter.com/Kawakami_q/status/1239884333353013248/photo/1

最後に

川上はYoutubeの活動を辞めても、その知識と頭脳はやはりQuizKnockには欠かせない。今後はライターとして記事の執筆の仕事が多くなってくると予想されるが、アプリ開発にも携わりたいということで、どのような活動をしていくのか楽しみだ。

そしてライター個人としてはクイズプレーヤー・川上としての姿もいつかまたお目にかかりたい。

【QuizKnock】


(Written by ユーサク)

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