東京都内でタクシー事業を展開する「ロイヤルリムジン」が、「解雇して雇用保険の失業給付を受ける方が、従業員にとってメリットが大きいと判断した」…と、グループ会社のほぼ全従業員にあたる約600人を解雇することを発表するなど、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で業績が急激に悪化しているタクシー業界…。
筆者も先日乗車したタクシーの運転手の方が非常に落ち込んでいたことをよく覚えている。
そりゃ〜人が街にいないのだから、売り上げが落ちるのは当然のことだろう…。
しかし、この落ち込みようは異常だ…そう物語るドライバーの方に料金支払い後「大変だと思いますが頑張ってください!」と思わず声をかけてしまった。(本当はチップを渡したかったのだが…)
なかには例外もいるのだろうが、長くタクシードライバーを続けている方は非常にプロ意識も高く、勉強させてもらえることも多かった…。
だからこそ、タクシー業界には、今回のピンチを必ずや乗り越えてもらいたい…。
今回はそんなタクシー業界を応援したいという気持ちを込め、タクシードライバーが大活躍した良い話を紹介したい!
偶然見つけた犯人を、本人に気づかれないように尾行し逮捕に貢献したおじいちゃんタクシードライバー!
函館市吉川町のパチンコ店で発生した窃盗事件の容疑者逮捕に協力したとして函館西署は2017年6月7日、函館市内のタクシー運転手・小島孝志さんに感謝状を贈った。同署によると5月27日、パチンコ店内で客のメダル約1100枚が自称軌道工の男に盗まれた。
店内の防犯カメラ映像を確認していた店員が、後日店に現れた男に声をかけると走って逃げ出した。タクシーに客を乗せて走っていた小島さんは、逃走している男と追いかけている店員を目撃。その後、市内白鳥町で1人で歩いている男を偶然見つけ110番した。
通報後も気付かれないようタクシーで追跡し、駆けつけた警察官に引き継いだ。これがきっかけとなり、男は逮捕された。勤務する相互交通(函館市昭和2)で行われた贈呈式で、斉藤正仁函館西署長は「通報してくれたことで犯人摘発につながった。感謝している」とお礼を述べた。
小島さんは「10年前の北斗市のタクシー運転手強盗殺人事件の情報が少ないと聞いてひとごとと思えず、普段から何かあったときは警察に協力しようと意識していた。自分の行動が解決につながってよかった」と話した。
【出典】
「北海道新聞」(2017.06.09)
やっぱりタクシードライバーはかっこいい。
外出自粛が叫ばれる昨今…なかなか状況は好転しないが、空けない夜はないのだ!
我々Nicheee!は引き続きタクシー業界を応援し続ける!!
(Written by 頑張れタクシー王)