新型コロナの影響で2020年のプロ野球。一体いつになったら開幕するのか、さらに観客を入れての試合はいつになるのかなど、見通しはまったく不透明なままだ。
そんな中、球場でしか通常は手に入らない●●を、オンラインで販売する球団がチラホラ出てきた。ファンにとっては自宅で球場気分が楽しめる!
まずは、東北楽天ゴールデンイーグルスから紹介しよう。
本拠地、楽天生命パーク宮城で販売している選手弁当などで、テイクアウトやデリバリーができる店舗を、公式サイト内で紹介。自宅やオフィスで球場グルメが楽しめる。個数制限、事前予約などが必須な商品もあり、要チェック。
中には、人気選手である浅村栄斗選手の「牛たん弁当」や岸孝之選手の「伊達な弁当」など、選手プロデュースの弁当もラインナップ。球場に出店するラーメン、焼き鳥などもあり、ガッツリ系から軽食まで幅広いメニューが揃う。
また、選手が商品パッケージに印刷されているファンの人気商品「イーグルチップス」や「イーグルウォーター」、ビールのお得なケース売りも。
さすが、オンライン販売大手「楽天」を親会社に持つ球団なだけある。他球団よりも、ネット販売での動きが早い。
一方、球場で人気の選手弁当などを、自宅でも食べられるサービスを実施しているのが、福岡ソフトバンクホークス。ここも、オンラインでの動きがやはり迅速だ。
しかも、今急成長中の「Uber Eats」を利用しての、本拠地PayPayドーム内で販売するグルメのデリバリーを実施中。
選手プロデュースでは、「周東選手のSHUTOカルボナーラ」「上林選手のバヤシライス」「松田選手のアンガスサーロインステーキ丼」「今宮選手の和風ハンバーグライスバーガー」の4種類に加えて「高橋礼麺」「ガパオライス」もあり、どれもこだわりのメニュー揃い。
今後も対象メニューは続々追加予定とのこと。これも家に居ながらにして球場気分が味わえる、楽しめるのはファンにはたまらないだろう。
さらに、千葉ロッテマリーンズのオンラインストアでは、ひそかにこんな商品が販売されているのを見つけた。
マリーンズの丼容器45個1セット、ソフトドリンクカップ50個1セット、ビールカップ25個1セット、白星サワーカップ(2020)50個1セットなど。
例えば、マスコットキャラクターの球団ロゴ入りのソフトドリンクのカップは、50個1セットで税込600円。ファンにとってはけっこう安いのではないだろうか。
今シーズンの開幕が見込めない中、既に発注済み、納品済みの使い捨て容器などをある意味、見切りをつけてファン向けに販売し始めたと考えられる。ファンにとっては通常は手に入らない、ある意味レアグッズの数々。球団としても大量の在庫を抱えているわけで、Win-Winといったところだろうか。
開幕がさらに延期されると、同様のサービスが他球団にも広がる可能性も。ごひいきの球団が、今ならではのサービスをしていないか、ぜひチェックを!
東北楽天ゴールデンイーグルス
福岡ソフトバンクホークス
千葉ロッテマリーンズ