新規感染者数が減少傾向にある中で、新たな営業スタイルを模索しながら、営業を再開するお店も増えてきているようだ。
しかし、お客さんだけではなく、接客をする女性までもがフェイスガードを着用するとか、ソーシャルディスタンスを保ちつつの接客とか…、そんなラウンジやキャバクラって本当に楽しいのだろうか…。そう思う人は非常に多いと思うし(少なくとも私はそうだし…)、また、店舗側の対策もどこまで本気なのかという疑念をお持ちの方も多いのではないだろうか。
そこで今回は、我らこそ“業界トップクラスのコロナ対策”を行っていると、胸を張るお店の取り組みを取材させていただいた!
お邪魔させていただいたのは、銀座コリドー街にほど近い「Campus Cafe BADD GIRLS銀座店」。
運営するのは、六本木、赤坂、銀座に「Campus Cafe BADD GIRLS」、「Jazz Lounge encounter」、「Fusion」ほか系列店全 8 店舗を持つ、株式会社ミズ・コミュニケーションだ。
こちらのお店では全系列店で以下の10の取り組みを徹底するという。
(1)自社独自開発のプロテクトベール、クリアシールドを設置
(2)店舗内に大阪府立大学放射線研究センターが開発した、コロナウイルス不活性化をさせる「コロナクリーナー F」を設置
(3)女性は自社独自開発のプラスチックマスクを装着
(4)希望する方には新型コロナウイルス抗体検査試薬キットによる抗体検査を実施
※系列店の全スタッフ(男性、女性ともに)検査済みとのこと…
(5)入店時に非接触での検温、手の消毒
(6)ウイルスを破壊し不活化の効果が認められているシャープ製プラズマクラスターの空気清浄機の常時稼働
(7)店内のこまめな消毒はもちろん、トイレのドアノブ等、一人利用毎に毎回消毒
(8)料理は個別の皿で提供
(9)全スタッフ、クリアマスクを装着
(10)トイレへ行く際はマスクの着用、またトイレ内での会話は厳禁
店内に入ってまず驚かされたのが自社オリジナル開発のプロテクトベール、クリアシールドである。お客さんはこの中に入り、女性との会話を楽しむという。
お客さんからは、通気性も悪くなく、女性の話も問題なく聞こえるので、特に支障はないという意見が多いという。
またキャストの女性が着用している自社開発のプラスチックマスクもスタイリッシュである。頭から被るフェイスガードだと、着脱時にヘアスタイルが乱れるし、なによりも興ざめしてしまいそうなので、この形は非常に嬉しいところだ。
入店時の検温、手指のアルコール消毒は昨今では当たり前の光景になりつつあるが、このお店のすごいところは、希望するお客さんには 、FDA(米国食品医薬局)及びCE(EU 安全性機能基準)の認証をされた新型コロナウイルス抗体検査試薬キットを使用し、抗体検査を行ってくれるというところ。費用は4000円で、結果もものの5分で判明するという。
確かに、ここまで徹底しているお店は聞いたことがない…。
この他にも、大阪府立大学 放射線研究センター発!4メートル四方の空気中のエアロゾルに含まれるコロナウイルスを不活化させる「コロナクリーナー F」を各店10台設置し、常時稼働させているなど、ぬかりは1ミリもないようだ。
6月22日より、営業を再開している同店(系列店舗も同日営業再開)。
これだけしっかりと独自の対策をしているお店だと安心して楽しめるのは間違いないだろう。自粛疲れを感じている方は、是非、お店を訪れ、癒されてみては。
取材協力(お邪魔させていただいたお店)
Campus Cafe BADD GIRLS銀座店
東京都中央区銀座6-3-12 数寄屋ビルB2F
TEL:03-3574-2030