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バッキンガム宮殿、ウィンザー城などには英国ロイヤルファミリーの身の回りの世話をするたくさんのスタッフがおり、彼らの仕事は驚くほどに細分化されている。本日はそんな細分化された宮殿の仕事を紹介したい。


暖炉の手入れをする専門職員「フェンダースミス」

ウィンザー城のみに存在する「フェンダースミス」という役職。
暖炉を掃除して維持、そして火をおこす。暖炉の管理が主な仕事だ。
ガーディアン紙のインタビューに答えたゲイリー・ジョーンズ氏は、1984年に父親から仕事を引き継いで以来「フェンダースミス」を務めているという。城内には300を超える暖炉があり、それらをすべて任されている。

【参考】
2019年2月19日「ガーディアン」

バグパイプの音色で女王の目を覚まさせる「バイパー」

王宮に勤めるバグパイプ奏者(バイパー)。彼らはただの音楽家ではない。
彼らは人間目覚まし時計であり、窓の外で毎朝9時に15分間バグパイプを吹くことで、女王を眠りから解放する。

【参考】
2019年2月19日「ガーディアン」

宮殿のカーテン、ソファ、布製品の修繕を行う「カーテンメーカー」

バッキンガム宮殿、ウィンザー城、セントジェームズ宮殿には、合わせて1000を超える部屋があり、部屋ごとに様々な家具や調度品が置かれている。
それら全ての修理・保存を行うにはミシンや手縫いのスキルが必須。そこで活躍しているのが「カーテンメーカー」だ。

2017年6月4日「The Royal Household」

銀製品など装飾品を磨き上げる「フットマン」

晩餐会などが行われる場合に備え、ジョージIV世のコレクションでもある銀食器などの装飾品を磨き上げる役目を持つ「フットマン」。
全ての装飾品が分解され、ブラシで洗浄し磨かれる。8人のフットマンが3週間がかりで8000を越えるパーツを磨き上げる。

「ロイヤル・コレクション・トラスト」

女王の在・不在を表す旗を切り替える係「フラッグ・サージャント」

お城の中に女王がいる時は王室旗が揚がり、居ない時は英国旗が揚がる。
女王が出入りする度に、旗の上げ下げをするのが「フラッグ・サージャント」だ。

【参考】
「ロイヤル・コレクション・トラスト」

宮殿内の350以上の時計の管理をする「宮中時計師」

宮殿には数百の時計があり、それらが常に正常に機能するように、2人の常勤の宮中時計師がいる。
サマータイムの切り替え時期が一年で最も忙しいという。数か月にわたって計画を練り、土曜日の早朝に作業を開始。日曜日の終わりまでに時間が正確に設定されるように作業を行う。

【参考】
「ロイヤル・コレクション・トラスト」

女王の靴を履き慣らして柔らかくする係なんてのもいる

エリザベス女王2世のドレスを11年間デザインしてきたスチュワート・パービン氏によると、女王が革靴を履いた時、不快にならないように、柔らかくするために事前に履きならしておく係もいるという。
またパービン氏によると、女王のドレッサーは、同じ行事で、同じ衣装が2回使用されないように、女王がいつ・どこで・何を着たかは綿密に記録しているのだとか。

【参考】
2012年5月20日「テレグラフ」

宮殿で働くスタッフはイギリス王室のHPで定期的に募集しているので気になる人は要CHECKだ。

イギリス王室府/求人ページ


(written by 山崎健治)




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