北海道の支笏湖といえば、水質の「透明度日本一」として2018年まで11年連続で選ばれて評価されるほど、湖の透明さは素晴らしいものがある。

新千歳空港から車で約1時間ほどと近く、大自然が体験できる場所だ。水深は秋田の田沢湖に次いで全国2位の深さ、また、日本最北の不凍湖としても知られる。

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その支笏湖をグルっと走り、湖の北にある「支笏湖観光センター」で、およそ本州ではなかなか見かけないであろう串揚げを見つけた。

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チップ(ヒメマス)串揚げ。ヒメマスはサケ科の淡水魚で、チップはアイヌ語で「薄い魚」という意味のカパチェプに由来する。そのチップの串焼きが数量限定、なくなり次第終了と見れば、頼まざるを得ない。チップはもちろん支笏湖産の天然もの。1匹350円だ。

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注文してから揚げるので、待ち時間は10分ほど。デッキ部分から支笏湖の雄大な眺めは、ずっと見ていても飽きない。

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できあがったチップ串揚げは熱々で、トレーに乗せて渡された。串にささったままパクリと食べると、中身はふんわりとサケの風味。魚の大きさが少ない分、美味しさが凝縮されていて、これは美味しい。衣のサクサク感とあわせ、あっという間に完食した。

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チップ串揚げは、外のテイクアウト専門窓口で購入できる。また、レストラン「ポロミナイ食堂」では、チップ弁当も味わえる。チップを食べるだけでも足を延ばす価値は十分あるので、絶景とともにぜひ。

支笏湖 | ちとせの観光 - 北海道千歳市公式ホームページ

(Written by AS)