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みなとみらいや中華街、山下公園など観光地としても人気が高い港町・横浜。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言も解除され、夏休みに子どもと旅行に出かける計画を立てている人も多いだろう。旅行先の候補として、横浜というのはハズレがない。

見どころたくさんの横浜を訪れるなら、観光の拠点となる宿泊先が必須。そこで、今回は2020年6月27日にオープンしたばかりの「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」に宿泊してみた。

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フロントにはセルフチェックイン機が並ぶ。予約の検索を行い、自分の本人情報と署名をして、前払いで宿泊料金を支払えばチェックインは完了。このご時世なので、会話をすることなくチェックインできるのは嬉しい。もちろん、セルフチェックイン機の操作方法がわからないという人のために、フロントスタッフがサポートとして待機しているので安心だ。

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フロントロビーには、お好みで入浴剤や化粧水、洗顔料、カミソリ、綿棒といったアメニティグッズを自由に選べる「アメニティステーション」が設置されている。

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さらにロビーには24時間使用可能なコーヒーサーバーも用意されている。好きなときに淹れたてのコーヒーを楽しむことができるのだ。

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もちろん、館内の至る場所にはアルコール消毒液が設置されており、感染対策がなされているので安心感があった。

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宿泊したのは3名まで利用可能なスーペリアツイン。ベッドにはシモンズ社製のポケットコイル式を採用。なお、部屋の窓からは眼下にJR桜木町駅に発着する列車を眺めることができる。

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このJR東日本ホテルメッツ横浜桜木町は、全室洗い場付きのバスルームを完備。まるで自宅にいるようなくつろぎを得ることができる。さらにフリーWi-Fiで、49インチの大画面液晶テレビが設置されている。滞在中に不便を感じることはないだろう。

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同ホテルの宿泊プランは朝食のみで、夕食は付いていない。もちろん、近くの中華街に足を伸ばして夕食を楽しむのもいいが、1階のFOOD HALL KITEKIを利用してみるのもいい。鉄道発祥の地・横濱をオマージュした「横濱」ならではの5つの専門店(ミートダイニング、洋食屋、ベーカリーショップ、スイーツショップ、バー)が一堂に介したフードホールで、お好みで食べたいものを注文できるのが魅力だ。

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おすすめはHUNGRY MINERSで注文できる「横濱ビーフのグリル」(税込3,850円)。日本で初めて牛鍋屋が開業した日本の牛肉文化発祥の地・横濱。その名を冠した代表的メニューで、ベテラン生産者が熟練の技で丹精込めて育てた黒毛和牛のステーキが楽しめる。

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なお、同じく1階にはスーパーマーケットの成城石井が出店している。23時までオープンしているので、部屋でお酒を楽しんだり、小腹が空いたときの軽食などを調達できるのがありがたい。

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1階のホールには「旧横ギャラリー」として、鉄道発祥の旧横浜駅にちなんだ展示が行われている。エスカレーター前には、日本で初めて使用された蒸気機関車「110形」が展示されており、鉄道マニアにはたまらない。ちなみに、この110形蒸気機関車は1961年に鉄道記念物に指定され、青梅鉄道公園(東京都青梅市)に静態保存されていたものを移設した貴重なものなので一見の価値ありだ!

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朝食は洋食・和食から好きなほうを選ぶことができる。神奈川県内の産直食材を使用したこだわりの朝食だ。

新型コロナウイルスの感染拡大が再び広がっている東京への観光旅行が憚られる現在、がぜん注目を集めているのが横浜。JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町なら、横浜スタジアムや中華街へも、徒歩1分のJR京浜東北線・桜木町駅から数駅圏内と抜群のアクセス。観光の拠点として、さらには滞在中のくつろぎ時間を楽しむ目的で訪れてみてはどうだろう?