bakubaby

静岡市の市立日本平動物園で、絶滅危惧種である「マレーバク」の赤ちゃんの一般公開が、2020年8月1日から始まった。

マレーバクは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト(2008)で、絶命危惧種に区分指定されている。日本国内にいるマレーバクの数は35頭(オス21頭、メス14頭 ※今回生まれた仔を含む)で、国内13園館で飼育されている。

母親のオリヒメは2019年3月、日本平動物園にやってきた。このマレーバグの血統を維持するのに、とても貴重な赤ちゃんだ。

赤ちゃんは、2020年7月7日「七夕の日」に誕生。日本平動物園によると、母親の後についていき、外に出る練習も行うなど、スクスク順調に成長しているという。また、お母さんのお乳を毎日バクバク飲んで成長中で、とてもかわいい姿が人気を集めている。

また、マレーバクの赤ちゃんの名前を現在募集している。応募は2020年8月16日16時30分まで。候補は「ナナハ」(七夕の「七」とお父さんのフタバの「葉」から)、「スグリ」(7月7日の誕生日花で花言葉は「私はあなたを喜ばせる」)、「かぐや」(七夕の願い事をする笹は竹からとれる)などで、最も投票数が多かった名前が選ばれる。日本平動物園公式WEBサイト上から申し込める。投票の結果は8月下旬発表(予定)

静岡市立日本平動物園