8月10日〜17日に行われた「2020年 甲子園高校野球交流試合」。開催中止となってしまった今春のセンバツ大会に出場予定だった高校が、1試合のみ甲子園でプレーするという異例の形での開催でした。
野球大好き大井川がこの大会注目したのが、選手たちのスパイク。これまで高校野球界では黒一色のスパイクしか使用できませんでしたが、2019年5月に高野連が2020年度から白一色のスパイクを使用可能にしました。白スパイクの効果については、スポーツメーカーのミズノから「表面温度は20度」「内部温度は10度」も低いという研究結果が発表されていて、問題視されている熱中症対策のひとつとして導入されました。
本来であれば、春のセンバツで解禁されていた白スパイクですが、大会中止で球児たちが白いスパイクで甲子園の土を踏む姿は見られませんでした。夏の甲子園も中止が決まり、白いスパイクが甲子園で見られるのはいつになるのかと思っていたところ、今回の交流試合が開催されました。
交流試合で白スパイクを履いていたチームは32チーム中14チーム(Nicheee!編集部調べ)。
その高校は明徳義塾、天理、創成館、平田、明豊、智弁学園、鹿児島城西、桐生第一、帯広農、健大高崎、日本航空石川、鶴岡東、大阪桐蔭、智弁和歌山。甲子園常連の名門から21世紀枠でセンバツ出場予定だった高校まで幅広いチームで使用が見られました。
現在高野連は移行期間としてスパイクを白か黒か、チームで統一しなくてもよいとしていますが、14チームはチーム全員で白いスパイクを使用していました。
実際どれくらい効果があったのか選手たちに感想を聞いてみたいですね!
高校球児が白いスパイクを履いて甲子園でプレーしている様子は新鮮でした!
来年こそは通常通り大会が開催されて、白いスパイクで躍動する球児たちの姿を見たいです!
(Written by 大井川鉄朗)
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