1990年代に「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数7200万部を超えた大ヒット漫画『るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−』。
幕末から明治へと移り変わる激動の時代のなか、 “不殺(ころさず)”の誓いを立て、逆刃刀を手に流浪の旅を続けていた主人公の緋村剣心が人斬りだった過去を背負い、迷い悩みながらも闘い続けるというストーリー。
現在も2017年9月から18年ぶりに再開された北海道編が「ジャンプSQ.」で連載がされており、2021年のGWには佐藤健主演の映画も公開になる。
漫画では有名な志々雄真実が登場する「京都編」、そして2021年に実写化される雪代縁が登場する「人誅編」という流れになっている。
テレビアニメ版では
1996年から1998年にかけてフジテレビで放送されていた。
テレビアニメ版では漫画本編のストーリーに加えて多くのオリジナルストーリーなどもあった。そして、漫画との大きな違いは「京都編」のあとに「人誅編」を行わずに別の話で最終回を迎えている。
実はこんな敵とも戦っていた
テレビアニメ版で、剣心は志々雄真実との戦いを終えた後、剣心と同じ飛天御剣流を習い、天草四郎の化身とも呼ばれていた「天草翔伍」、勝海舟が登場するストーリーでは西洋剣術・フェンシングを使う「大久保鉄馬」、ドイツの秘密結社「黒騎士団」と外国人との戦いも行われている。
そして極めつけは、まるで魔法使いのような風水を操る術師との戦いもある。
実はファンタジーな相手とも剣心は戦っていたのである。
漫画原作では見ているけどアニメは見てなかったという人は「京都編」の後から見ても面白いかもしれない。
最後に
ちょっとした楽しみではあるのだが、「黒騎士団」が登場するストーリーで声優としてEDテーマも歌っていた「T.M.Revolution」の西川貴教が登場する。
るろうに剣心と言えばやはり「京都編」、「人誅編」だが、テレビアニメ版でちょっと違った楽しみ方ができる。1度見てみてはいかがだろうか?
【アニメ・るろうに剣心 公式HP】
(Written by ユーサク)