日本の最西端は、沖縄県・与那国島だ。隣接する台湾との距離は約111kmで、石垣島から約127kmであることを考えると、台湾のほうが近い。まさに「国境の島」である。

その与那国島へ行くのは、それほど難しいことではない。飛行機で、那覇から1日1便、石垣から1日3便あり、石垣から船で約4時間かけて行くこともできる。唯一のネックは、飛行機代がやや高いことで、早期割引などがなく「普通運賃」「往復割引」のみ。

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今回、JALグループの地域航空会社「琉球エアコミューター」で、石垣から与那国に日帰りした。所要時間は30分。

新石垣空港を離陸して眼下にサンゴ礁の島々が見えたと思ったら、あっという間に着陸となった。プロペラ機だが大きめなので、揺れも少なかった。

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与那国空港も、民間空港としては最西端だ。ちなみに、最南端は、波照間島にある波照間空港だが、現在は定期旅客便の運航がないため、実質的に与那国空港が最南端の空港ともいえる。

平屋建ての空港が、離島らしい。それでも、空港内にレストランと土産店が数軒あったのは驚いた。ただ、土産店はコロナの影響か、朝しか営業していなかったが。

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与那国島は、周囲が約24km、面積が約29㎢ある。1人だったので、原付をレンタルした。レンタルバイク店が空港送迎をしてくれた。

原付で走るとわかったのが、高低差が大きいため、徒歩や自転車で島を巡るには向いていないこと。人数が少なければ、レンタカーを借りるほどの島の大きさでもない。原付で、時速30km制限で走っても、何ら問題なかった。なにより、車も人も少ない。

ちなみに、生活路線バスもある。無料で、観光客も乗ることができる。空港にも立ち寄る。ただし、運行の本数が少ない。日帰りで利用するのは厳しい。

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与那国島が有名になった、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の舞台となったロケ地へ行った。空港から走って10分ほど。敷地内に入るには、入場料300円が必要。

ここで最も観光客に会ったので、今も人気が高い場所だ。屋上で旗を掲げて写真を撮る観光客もいた。

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与那国島には、大きなショッピングモールもなければ、コンビニエンスストアもない。あるのは、3つある集落の「共同売店」だ。ここで、生活物資や土産も手に入る。

この共同売店の軒先で、突然の雨に雨宿りした時、Wi−Fiが無料で利用できたのに驚いた。

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日本で最も西にあるというカフェにも行った。確かに、位置的には一番西にあるし、周辺にカフェらしき店舗も見当たらなかった。最西端の碑から5〜10分ほどの場所。

ロールケーキが、とても美味しかった。ランチでパスタ、ピザのテイクアウトもやっているそうだ。オーナーも気さくな方で、居心地もよかったため、機会あればまた再訪したい。


与那国町役場。ここも、日本最西端の役場だ。空港から比較的近い場所にある。

とにかく、この島はなんでも「日本最西端」だ。海に囲まれた島のため、国境と言う雰囲気はあまり感じられなかったが、日本の最果てまで来た、というのは間違いない。

(Written by AS)