よしだ



「長州力〜足が短い 長州力〜腕が短い 長州力〜全部短い
ナ〜ニ〜コ〜ラ〜 タ〜コ〜コ〜ラ〜」

の替え歌でもお馴染みの元プロレスラー・長州力の入場テーマ曲「パワーホール」。プロレス入場曲の中でも1・2を争う知名度をほこる曲だが、実はこの曲の作曲者「異母犯抄」はある大物テクノミュージシャンの別名義なのだ。

そのミュージシャンとは、P-MODELのフロントマンとして知られる平沢進。80年代にプラスチックス、ヒカシューらとともに日本のテクノシーンをけん引した中心人物である。
平沢自身はプロレスに全く興味がなく、この曲も適当に数分で作曲したそう。ゆえにメロディーラインもかなり単純だが、それが逆にファンの耳に残るキャッチ―さを生み出したのかもしれない。




プロレステーマ曲専門バンド「MonkeyFlip」による生演奏も迫力があるので一聴してほしい。