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年末恒例の『2020 ユーキャン新語・流行語大賞』。いろいろと異例の1年になった今年は「3密」が年間大賞に輝きました。今年はスポーツ界からのトップテン入賞はなく、ちょっと寂しい気持ちに…。

ということで今回はプロ野球ファンである大井川鉄朗が勝手に独断と偏見で今年プロ野球界やファンの間で話題になった新語・流行語大賞を決めたいと思います!!!

早速トップ10がこちら!

・レベチ(北海道日本ハムファイターズ/中田翔選手)
春季キャンプ時にファイターズの中田翔選手が自身の状態について「今年はレベチ」と「レベルが違う」という意味のギャル用語を使って発言。これが今シーズンの中田選手の代名詞となり、その発言通り31本塁打、108打点で打点王のタイトルを獲得する“レベチ”なシーズンとなりました。

・広瀬アリス(千葉ロッテマリーンズ/レオネス・マーティン選手)
ロッテ・マーティン選手と女優の広瀬アリスさんが似ているとネットで話題になりました。するとマーティン選手の動画を見た広瀬さん本人がTwitterで「うん、これは、私。笑」とまさかの本人が公認するまでになりました。

・上田新喜劇(東京ヤクルトスワローズ/上田剛史選手)
今シーズンホームランを打った打者を迎える際にベンチ横のカメラを真顔でただただ見つめるというパフォーマンスが流行。それを最初に始めたのがヤクルトの上田剛史選手。ネット上では「上田新喜劇」と名付けられ話題になりました。

・坂本勇人(読売ジャイアンツ/坂本勇人内野手、坂本勇人捕手)
ジャイアンツの坂本勇人内野手が史上2番目の早さで2000本安打の偉業を達成しました。偉業前や達成後に数多く報道され、またドラフトではジャイアンツが育成6位で同姓同名の高校生捕手である坂本勇人捕手を指名。テレビ番組などでも大きな話題となりました。

・大福丸(ダイノジ・大谷ノブ彦さん)
中日ドラゴンズの祖父江大輔投手、福敬登投手、R.マルティネス投手の3人で結成された中日鉄壁リリーフトリオ。かつて阪神で活躍したJFKのようなニックネームが欲しいということで、お笑い芸人ダイノジ・大谷ノブ彦さんがラジオ内で考案し、定着しました。

・ダブルアウト(フジテレビ・上中勇樹アナ)
7月4日に行われたヤクルト対ベイスターズ戦の実況を担当したフジテレビ入社5年目の上中勇樹アナが発言。野球用語をあまり知らないようで、ダブルプレーのことを「ダブルアウト」と実況してしまい話題になりました。

・直球破壊王子(北海道日本ハムファイターズ/渡邊諒選手)
西武・ギャレット投手の160キロの直球を打ち、タイムリーを放つなど、今シーズン直球を打ち返して活躍する場面が目立ったことからファンの間で「直球破壊王子」と呼ばれるようになりました。

・投手・増田大輝(読売ジャイアンツ/増田大輝選手)
8月6日のタイガース対ジャイアンツ戦にて、11-0とタイガースに大量リードを許す展開となり、ジャイアンツ原監督は投手を休ませるために野手の増田大輝選手を登板させました。この起用法についてはネットを中心に賛否両論様々な意見が飛び交い、プロ野球OBや現役選手も意見を発信するまでになりました。

・もう一発いったれ!(広島東洋カープベンチ)
10月3日のヤクルト対広島戦にて、8回に青木宣親選手が死球を受けて負傷交代しました。すると次の打者の山田哲人選手の打席で広島ベンチから「いったれもう一発!いったれ!いったれ!」という野次が飛びました。これにヤクルトベンチが「それはいかんだろ!」と応戦。乱闘騒ぎとなりました。

・新庄剛志(元北海道日本ハムファイターズ/新庄剛志さん)
今季15年ぶりの現役復帰を目指し、12球団合同トライアウトに参加した元ファイターズの新庄剛志さん。ファイターズ時代の背番号1のユニフォーム姿で、第4打席にレフト前タイムリーを放つなど存在感を発揮しました。その様子はメディアで大きく取り上げられ、異例の注目を集めたトライアウトとなりました。





この中で勝手に選ぶ2020プロ野球新語・流行語大賞は…
「上田新喜劇(東京ヤクルトスワローズ/上田剛史選手)」です!!!
上田剛史選手には勝手に新語・流行語大賞をお送り致します!おめでとうございます!
そして現役生活お疲れ様でした!!!

(Written by 大井川鉄朗)




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