愛媛県南西部の西予市に、“世界最大級”の門松が登場する。西暦「2021年」にちなみ、高さは「20.21m」だ。新型コロナウィルス早期収束とみんなの幸せを願い、今年も設置される。
地元の4地区、それぞれの地域から、合計180本もの竹を切り出し、竹の選別をした後、心柱への取り付け作業を開始。
その後、門松の立上げ、装飾作業をはじめ、竹あかりも併設された状態で、来年1月7日まで展示される。夜の闇に浮かび上がるような巨大門松は、荘厳な雰囲気が漂う。
夜間、門松のライトアップも実施。日中とはまた異なる、とても幻想的な光景が見られる。初日の12月26日18時から、点灯式も行われる。地元婦人会などの出店も予定。ライトアップは、来年1月7日まで。
現地では、竹で作られたハート型、短冊型などの絵馬「ちょっと竹」の現地販売もある。
【イベント概要】
■ ライトアップ期間：2020年12月26日〜2021年1月7日 18〜21時
■ 開催場所：中筋地区グラウンド（旧中筋小学校グラウンド）（西予市野村町高瀬）
■ 入場料：無料
■ アクセス：最寄りの高速IC＝西予宇和IC（西予宇和ICより車で約30分間）、最寄りのJR駅＝卯之町駅（野村方面行きのバスに乗換え）
■ 駐車場：中筋公民館（12 台）
ちなみに、“世界一の門松”として、ギネス認定されているのは、長崎県雲仙市にある橘神社で年末に設置される大門松で、11メートル以上の高さ。こちらも現地で、生で見るとなかなか壮観だ。
そのギネス認定をはるかに超える高さを誇る、愛媛県西予市の巨大門松。一見の価値、大いにあり。
中筋郷大門松（いよ観ネット）
