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最近、セ・リーグにもDH導入が議論されています。ですが投手が打席に立つのも野球の面白さのひとつ…だと思い、プロ野球を愛する者として、恐れ多くも球界に一石を投じようとこんなことを考えてみました!

それが!

セ・リーグ投手による個人打撃タイトルの設立!

なかなか注目されることのない投手の打撃成績ですが、投手のみを対象にした個人タイトルを新設することで、選手のモチベーションにもなり、年俸の査定の対象にもなったり…などなどプロ野球が盛り上がるのではないでしょうか!?

仮に、投手個人打撃タイトルがあった場合、2020年シーズンの受賞者は誰なのか、調べてみました。
(首位打者、最高出塁率は10打席以上の選出)

●2020年セ・リーグ投手個人打撃タイトル

首位打者:梅津晃大(中日) .333(12打数4安打)

本塁打王:西勇輝(阪神)、大瀬良大地(広島) 1本

打点王:西勇輝(阪神) 7打点

最多安打:田口麗斗(巨人)、福谷浩司(中日)、森下暢仁(広島)、遠藤淳志(広島)、高梨裕稔(ヤクルト) 6安打

盗塁王:該当者なし

最高出塁率:梅津晃大(中日) .429

最多犠打:西勇輝(阪神) 9犠打


阪神のエース西投手は、本塁打王、打点王の二冠、そして最多犠打を獲得しました。しかも開幕戦で、対戦した投手は巨人・菅野智之投手でした。9犠打はセ・リーグ打者を含めたランキングでも4位タイ。投球だけではなく、バットでもチームにしっかり貢献していました。

盗塁王は該当者がいませんでした。7月にはヤクルト・高梨投手が二塁への盗塁を試みましたが、アウトになっています。成功していれば盗塁王を獲得できていたのですが…。

こうしてみると、ひとりの選手がすべてのタイトルを取ることももしかしたら可能なのでは…と思ってしまいますね。DHを導入するより、投手もタイトルをかけて打席に立つ方が面白い野球になりそうな気もするのですが…いかがでしょうか。
この記事、NPB関係者に届け〜!

(Written by 大井川鉄朗)