2020年は新型コロナウイルスの感染拡大より、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。ロックダウン・ステイホームの影響で、企業・個人間の変化は特に顕著であったと言えます。
ビジネスシーンにおいては、日本でもリモートワークが普及し、新しいビジネスに苦戦をしいられる企業が多い中、2020年、業績を伸ばしている、半導体・電子部品業界をリードする、マウザー・エレクトロニクスのウェビナーをお伝えします。

■マウザー・エレクトロニクスについて
提携する大手メーカーの新製品のいち早い販売に尽力する、半導体と電子部品の正規代理店。世界中の電子設計技術者とバイヤーに向けて、ウェブサイトMouser.com は、多言語・多通貨に対応。800社を超えるメーカーの1,100を超える取り扱い電子部品ブランドから500万点以上の製品を掲載している。世界27カ所のサポート拠点には、現地の言語、通貨、時間帯で対応できる熟練したカスタマーサービスセンターを設置しています。また、米国テキサス州ダラスにはおよそ東京ドーム2個分、9万平方メートルにおよぶ最新鋭の物流センターを整備し、223カ国63万人以上のお客様に向けて日々製品を発送しているそうです。

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第1部、「グローバルビジネス」について、本社副社長兼、APAC マーケティング・事業開発総責任者のダフネ・ティエン氏が登壇し、発表しました。
アメリカ合衆国が拠点である、マウザー・エレクトロニクスのグローバルビジネス実績は年々上昇。アジア地域もコロナ禍に関わらず業績を伸ばしています。

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マウザー・エレクトロニクスの主な取引先はOEM(メーカー)です。マウザー・エレクトロニクスのビジネスにおいて新規アカウント(新規顧客)を獲得することが重要となります。昨年2020年は、毎日950件のアカウント/新規顧客が増加したそうで、新規顧客の獲得を実現できたことが成長理由といえます。

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製品カテゴリー別売り上げ傾向として、半導体・コネクター製品が市場の大半を占めています。

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アジアにおける製品カテゴリー別売り上げでは、半導体・組み込み型のセンサーが売上の大半を占めています。
アメリカ市場と比較すると、電気・機械系統のパーツが売上は占有率が低い結果となっています。それは、各パーツが大きく重いため、アジア市場への配送が困難である点が理由だそうです。

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マウザーは、アメリカ合衆国の中央、ダラス空港から30分の位置に、東京ドーム2個分の敷地面積をほこる本社・倉庫を構えています。この大きな倉庫にすべてのパーツや部品を集約・保管し、出荷プロセスの効率を重視しているそうで、受注〜出荷までの平均リードタイムは15分。アメリカ・メキシコ・カナダは翌⽇、⽇本には2〜4⽇間、ヨーロッパ&アフリカには3〜5⽇間でお客様に商品が届くそうです。その秘密は、倉庫に多くのロボットを導入し効率のよい出荷作業を行っていること。Fedex、UPS、DHLのスタッフが倉庫内で商品のピックアップを行うため、世界に迅速な発送・出荷を実現しているそうです。

最近、製品の欠品などのニュースが見られる中、マウザーでは、最新製品の在庫を多く抱え、かつ引き合いの多い商品はロングテールの在庫を実現するなど、製品に対する投資を惜しむことなく行い、欠品がないよう安定的な製品供給を実現しているそうです。

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最後に、ダフネ氏は次の2021年の目標を発表しました。
・年間売上連続2桁成⻑
・最低発注金額や個数を設定しない中というサービスを提供することでの、新規顧客・購⼊者数の増加
・ 安定した・最適なタイミングで在庫を維持
・営業チームがいない中で、オンラインを中⼼とした積極的かつ創造性に富んだマーケティング活動の展開
・さらなる新規サプライヤの追加による製品ブランドの在庫拡張と新製品取り扱いの強化


2020年国内ビジネスの実績
第2部には、本社副社長兼、日本総責任者である勝田治氏が登場。
マウザー・エレクトロニクス・ジャパンは2015年に設立。この5年間で売り上げは3.2倍、顧客数3.5倍という急成長を遂げています。

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日本国内においても、このような成長を実現できた理由について「まず、市場からマウザーの利便性・優位性を評価いただけたこと。店舗での購入が難しくなったコロナ禍において、豊富な品ぞろえ・スピーディーな配送という当社の利便性・優位性でさらにそれが際立ちました。そして、2つめは、コロナウイルスのリモートワークの中でも質を落とすことなくお客様にサービスをお届けすることができたこと。」と、勝田氏は述べています。

また、マーケティングにおいても、デジタルトランスフォーメーションを行い、SNSの活用、バーチャル展示会への参加、ウェビナーの開催など、リアルからバーチャルに変化させ、顧客との接点の機会を増やしたことが結果に繋がっているようです。

2021年の展望としては、「販売、前年比2桁成長を継続」「テレワークにおいてもカスタマーサービスレベルの改善・向上」「日本の新規有望メーカーの開拓」が目標。マーケティング活動においては、「マウザーならきっとある!」をキャッチフレーズにし、ビデオコンテンツの拡充や、ウェビナーの開催、SNSやブログでの情報発信も積極的に行う計画だそうです。

いかがでしたでしょうか?
今回はマウザー・エレクトロニクスのグローバルと日本市場、2020年の実績と2021年のウェビナーをご紹介しました。まだ、新型コロナウイルスの影響が大きく残る中、マウザー・エレクトロニクスのビジネス事例は今後の他業界の成長の参考になるのではないでしょうか。