「Ethical&SEA」は、“エシカル”“サスティナブル”“テック”をコンセプトに、コスメや、フード、雑貨まで、幅広い商品を扱うセレクトショップで、今年3月4日に横浜に第一号店が、3月11日に川崎店がオープンしました。また、3月31日には大井町にも3店舗目がオープンいたします
なんといっても、特徴的なのがそのこだわりで、店内の商品にはすべて、「Ethical&SEA」の理念に基づいたアイコンが記載されています。
OG(オーガニック成分配合)、OF(水質汚染防止)、PF(プラスチックフリー)、GR(森林保護・CO2削減)、FT(フェアトレード)、VG(ヴィーガン)、NT(自然由来成分配合)の7つのアイコンによって、その商品がどのようなエシカル消費につながっているのかを、一目でわかるようになっています。
しかし、そもそも“エシカル”ってどういう意味なの?と思う方も少なくないと思います。実際、現時点では広く一般的な単語とは言いづらいですし、私もつい最近まで知りませんでした。
“エシカル(ethical)”とは、直訳すると「倫理的な」「道徳上の」といった意味で、近年、英語圏の文化では、環境に配慮していることを表す言葉として使われていて、日本においても、「倫理的消費(エシカル消費)」として、消費者庁による調査研究会が開催されているようです。
つまり、「エシカル消費」とは、消費者が、各自の消費活動の中で、社会的課題について考えたり、そうした課題に取り組む事業を応援する事を指します。
ここで、私が実際に横浜の店舗にお邪魔し、気になった商品をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います!
1 RISE STORE/グリーン(OG/NT)
こちらの商品は、いわゆる「青汁」です。コンセプトの通り、「国産の無農薬大麦若葉」を使用しており、そのほかに、「有胞子性乳酸菌」「乳酸菌(ビフィズス菌)」「キダチアロエ」「穀物発酵エキス」「15種類の国産野菜」の粉末で構成されています。
実際にこの商品を飲んでいる方にお話を伺ったところ、「腸の動きが活発になったのが実感できる」とのことで、栄養バランスが気になる方はもちろん、身体の内側から綺麗になりたい方にもおすすめです。
隣にある小冊子には、グリーンを使ったアレンジレシピが紹介されていて、飽きずに飲み続けることができそうです。
2 Baby Orgente/かぼちゃのポタージュ/ニンジン&タマネギおじや(OG/VG/NT)
こちらの商品は、有機、無農薬で栽培された野菜を使ったベビーフードです。まだ幼い子供に与える食事としては、これ以上ないほどに安心できるのではないでしょうか。
そして、安心なだけでなく、幼いころからこのような食事に触れることで、将来的に健康や、環境への意識につながるかもしれません。
3 【写真右】オランウータン保護カトラリー/オランウータンスプーンS/オランウータンフォーク(PF)、【写真左】EarthWrap
私がお店の中で最初に気になったのがこの商品でした。
見た目の通り、シンプルな木製のスプーンとフォークなのですが、特徴的なのがその名前。野生のオランウータンを保護するためのプロジェクト「オランウータンセイバーズ」のロゴが入っています。
値段もお手頃で、こういった商品を一つ持っておくことで、環境に対する意識が変わるかもしれません。
写真右は、プラスチックフリーで洗って繰り返し使える、100%植物性フードラップ。
洗って繰り返し使えるので、資源やゴミの削減にも役立つ、サステナブルなエコラップです。
4 バスソルト、入浴剤等
店内には、バスソルトや入浴剤が一つのコーナーのように陳列されていました。
これらもまた、体に優しい成分でできていて、安心感があります。そして何より、種類が豊富で、自分の好みの一品が見つかると思います。プレゼントなどに購入される方も多いとのことです。
いかがだったでしょうか。ここで紹介したものは、店内のほんの一部で、実際には600種類程の多くの商品があります。コスメ、食料品、雑貨、そのどれもが「Ethical&SEA」の理念に基づいて選ばれた商品で、そのこだわりを感じることができます。
また、そのこだわりの強さに、敬遠してしまいそうという方もいるかもしれません。しかし、「Ethical&SEA」の最大の魅力は、このような商品を、強く勧めたり、押し付けるのではなく、あくまでも自然と生活の一部に溶け込むようにと考えている点にあります。
たった1つの消費を、エシカル消費に変えてみる。その少しの変化で、社会を良くする方向に貢献することができます。
また、今後「Ethical&SEA」の取り組みを体験できるようなワークショップを、定期的に開催し、地球環境に対する学びの場を提供していくとのことです。
ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。