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プロ野球大好きな大井川鉄朗が様々な観点から独断と偏見で勝手にベストナインを選んでみるというこの企画。
2021年シーズンも開幕間近!昨年は新型コロナウイルスの影響で開幕が送れたこともあり、野球のない春を過ごしましたが今年は3月からプロ野球が楽しめます!!!

そんな今シーズンのプロ野球で注目なのが…なんといっても楽天・田中将大投手!8年振りの日本球界復帰、そして開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発が予定されています。どんな投球を見せてくれるのか、全国の野球ファンが注目していることでしょう!

ということで今回は、名字が田中の選手(OB含む)でベストナインを考えてみました(投手は先発1人、打者はDHなしの8名)。

投手:田中将大(楽天)
投手は企画の発端となった田中将大投手一択!2013年は24勝0敗(1S)で楽天初の日本一に大きく貢献。その後メジャーリーグ・ヤンキースでは7シーズンを過ごし、78勝を挙げた日本が誇る大エース!
田中投手はNPB通算勝利が99勝、今シーズン初登板となる日本ハム戦で勝利投手になれば、通算100勝を達成することになります。

捕手:田中貴也(楽天)
捕手は田中将大投手と同じ楽天の田中貴也選手を選出。2014年の育成ドラフトで巨人に入団し、2017年の7月31日(支配下登録期限日)に支配下登録を勝ち取った苦労人です。2020年9月に金銭トレードで楽天に移籍すると、プロ入り初スタメン出場を果たし、プロ入り初本塁打も放ちました。まだ通算安打は6本、ホームラン1本ですが、これからの活躍や、楽天での田中将大投手との田中バッテリーが公式戦で実現するように応援の気持ちを込めての選出です!

一塁手:田中久寿男(元西鉄ほか)
一塁手は投手として1955年に西鉄ライオンズに入団した田中久寿男(くすお)さんを選出しました。2年目の1956年にプロ初登板を果たしますが、そのシーズン途中に内野手に転向しました。1966年には巨人にトレードされ、王貞治さん、長嶋茂雄さんのON砲に続く5番打者として出場したり、試合数は多くありませんが巨人の第33代の4番としても出場しています。

二塁手:田中賢介(元日本ハム)
二塁はNPB通算1499安打を放ち、シェアな打撃と堅実な守備で日本ハムを支え、メジャーリーグにも挑戦した田中賢介さんを選出。2006年から5年連続ゴールデングラブを獲得した2000年代を代表する守備の名手です!

三塁手:田中幸雄(元日本ハム)
三塁手は日本ハム生え抜きとして初の2000本安打を達成したミスターファイターズこと田中幸雄さんを選出。田中幸雄さんは入団1年目から4年目まで、日本ハムに同姓同名の投手・田中幸雄さんがいたことから登録名を「田中雄」としていました(投手の田中幸雄さんが「田中幸」表記)。

遊撃手:田中広輔(広島)
遊撃手は2020年シーズンから広島の選手会長を務める田中広輔選手。広島のリードオフマンとして2番の菊池涼介、3番の丸佳浩との同学年トリオ「タナ・キク・マル」の一員としてセリーグ3連覇に大きく貢献しました。

外野手:田中和基(楽天)
外野手1人目は楽天野手としては初の新人王を受賞した田中和基選手を選出。新人王を獲得した2018年は18本塁打を放ち、球団の生え抜き選手によるシーズン最多本塁打記録を更新しました。

外野手:田中浩康(元ヤクルトなど)
若干層の薄い外野に回ってもらったのはヤクルトなどで活躍した田中浩康さん。二塁手としてゴールデングラブ1回、ベストナイン2回を獲得している名手で、本来は二塁手や遊撃手など内野での出場が多かったですが、ヤクルト時代の2015年に外野手としての出場もあったので外野手として選出しました。

外野手:田中俊太(横浜)
外野手最後の一枠は、巨人から横浜に移籍して初のシーズンを迎える田中俊太選手。広島の田中広輔選手の弟です。2017年のドラフト会議で巨人から指名を受けてプロ入りし、3年間で209試合に出場しました。2020年オフに梶谷隆幸選手がFA権を行使し巨人に移籍したことで、人的補償として横浜に移籍しました。俊足のユーティリティープレイヤーとして、新天地での活躍が期待されます!


(Written by 大井川鉄朗)