横浜で逃走中だったニシキヘビ。まさかの部屋の屋根裏で見つかるとは!
ニシキヘビってパニック映画でよく見る「アナコンダ」とは何が違うのか?簡単に言うと、アナコンダは主にブラジルとか南米に生息するボア科のヘビで、今回の騒動で話題になったアミメニシキヘビは、主に東南アジアとかアフリカに生息するニシキヘビ科のヘビ。オオアナコンダが最も凶暴なヘビで、アミメニシキヘビが世界で最も長いヘビである。
世界で最も長いアミメニシキヘビは一体どれくらい長いのか?現在のギネス世界記録を確認すると、野生のニシキヘビで最も大きなものは、1912年にインドネシアで発見された10メートルが世界最大の長さ。今回みたいな飼育下のヘビで最も長いのは、2011年に計測されたアメリカのお化け屋敷プロダクションが所有する、Medusaというメスのアミメニシキヘビで全長7.67メートル(重さ158キロ)。現在も豚やシカなどの餌を食べながら暮らしているという。
ギネス世界記録の全長7.67メートルのアミメニシキヘビ
しかしこれ以降も、世界中で巨大なニシキヘビの目撃情報が多数あり、非公式だが2016年には、マレーシアで全長約8メートル(重さ250キロ)のアミメニシキヘビが捕獲されている。地球上のジャングルのどこかに、まだ誰も見たことがない大型で長いヘビが生息しているに違いない。
非公式ながら巨大な全長8メートルのアミメニシキヘビ
(Written by 山岸悠也)