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新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないまま迎える2度目の夏。東京都では2021年7月12日、4度目となる緊急事態宣言が発令されました。行動の制限を余儀なくされる中で、旅行に対する意識にも変化が生まれています。

◆2021年も近場への旅行希望者が7割
トリップアドバイザーが発表した旅行動向によると、クルーズ、ビーチ、アウトドア、ドライブ旅行、近場の旅行、週末旅行の中から2021年はどの旅行タイプを選ぶ可能性が高いかという質問では、近場の旅行に対し「可能性はきわめて高い」、「可能性は高い」と回答した人は73%に。遠方や海外への旅行ではなく、密を避けながら自身の住居から比較的近場で過ごす、いわゆる「マイクロツーリズム」という旅のスタイルを検討している人が、昨年に引き続き今年も多いことがわかりました。

◆ハイクラスの旅は離島や密を避けやすい部屋を選択
次に、ダイナースクラブのプレミアムカード会員へのいわゆるハイクラス向けの利用動向の変化では、2020年度の国内旅行関連の問い合わせ件数は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり2019年度比で34%減。その一方で、目的地別問い合わせ件数は「小笠原・八丈島・伊豆七島」が前年比173%増、「北関東」が前年比123%増、「伊豆」が前年比117%増、「箱根・湯河原」が前年比115%増と、首都圏から近い観光地への問い合わせ件数は増加の傾向が見られました。
旅行の目的地としては、外部との接触を避けるために「離島」や、ヴィラ・スイートルーム・露天風呂付客室などの宿泊先を選択する人の増加も目立ちました。

◆コロナ禍で2人に1人が旅行の「計画疲れ」も
海外/国内の旅先体験予約サイ・KLOOK(クルック)のコロナ禍における旅行計画の実態調査によると、50.1%の人が旅行やレジャーの計画の際に「計画疲れ」を感じたと回答しました。理由として「お店や施設の営業状況や営業時間について事前リサーチが必要」が68.2%、「コロナ禍でも楽しめるような場所やプランがなかなか見つからない」が59.1%、「お店や施設の感染対策について事前リサーチが必要」が34.1%挙げられました。
また、計画した旅行やレジャーが「計画倒れ」したと回答した人は66.1%にも及びました。理由としては「新型コロナウイルスの感染拡大のため」が70.8%、「GoToトラベルが停止または再開の目処が立たないため」が41.7%、「緊急事態宣言が発令または延長されたため」が33.3%と、新型コロナウイルス感染症は旅行のプランニングに大きな影響を与えています。

先行きの見えない不安や自粛によるストレスを軽減させるためにも、安全に配慮した上での旅行は効果的です。しかし、計画自体がスムーズに進まないとなると、さらにストレスを重ねることになりかねません。

◆旅行計画がうまくいかない人への「コンシェルジュ」サービス
そんな中、旅行代理店ではなく、コンシェルジュサービスをうまく使った旅スタイルが注目を集めつつあります。
例えば、ダイナースクラブ プレミアムカード会員専用の「コンシェルジュ」サービスは、レストラン、チケット、ゴルフ場の提案および予約、旅行の手配など、24時間・年中無休でさまざまな要望に対応可能。旅行時には航空券やホテル、移動手段の手配、主要旅行会社のパッケージ旅行の申し込み、旅先でのレストラン検索やエンターテイメントの紹介まで、用途・プラン・予算に合わせて快適な旅を提案してもらえます。

その他にも最適な旅行プランを提供する旅工房は「コンシェル旅」のサービスを開始。
「コンシェル旅」は、旅工房で旅行の申し込みをする際に無料でご利用頂けるサービス。現地に詳しく、知識と経験を兼ね備えた地域専門のトラベル・コンシェルジュが、お客様のご要望に応じて、お客様に代わって最適な旅行プランを組み立てます。
旅行先の選定やホテル、飛行機の予約、おすすめのお店や遊びなど、なんでも気軽にメールや電話で相談ができるので1度利用してみる価値ありです。

目的地や過ごし方など苦慮することの多い今年の夏休みの旅行計画。コンシェルジュサービスを有効活用して、感染対策に注意しながらのんびりリフレッシュ旅にでかけてみてはいかがでしょうか。

◆参考情報元
・「トリップアドバイザー」https://www.tripadvisor.jp/
・「ダイナースクラブ」https://www.diners.co.jp/ja/index.html
・「旅工房」https://www.tabikobo.com/