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ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどスポーツバイクを楽しむ方々にとって、速く走ることは永遠のテーマではないでしょうか。
速く走るためには高級なホイールなどの機材が必要だったり、毎日トレーニングをしなければなりません。でもそう簡単に機材は買えませんし、トレーニングも大変です。そこで今回は超簡単にできる自転車で速く走る方法をご紹介します!
しかも、ただ速くなるだけではなく、楽に走ることができるようにもなりますので、レースに出ずにロングライドやツーリングを楽しむホビーライダーの皆さんにも役立つ内容となっております!!!

そもそも速く・楽に走るためには

高級機材や強度の高いトレーニングをせずに速く、楽に走るためには、ロス(抵抗)をなくす必要があります。自転車は人力で動くものです。トレーニングもしていない人の力には限界があります。ただ、その限界がある力でもロスなく伝えることができれば、実際に感じることができるほど違いが生まれてきます。

ロスをなくす方法1:チェーンの掃除をする

自転車の仕組みはペダルを回すことでチェーンが引っ張られ、ホイールに力が伝わり回転していきます。このチェーンに汚れがついていると、ペダリングをするときにロスが生まれてしまい、余計に力が必要になってくるので疲れやすくなってしまいます。
チェーンは結構汚れていて、掃除をしてもすぐに汚れてしまいます。しかし簡易的な掃除でもこまめにしていればチェーンを綺麗に保つことができ、そのおかげでペダリングが楽になり、結果的に速度を上げやすくなります。たった2〜3分の作業で、その後数時間のペダリングが楽になると思ったら…やらない手はないですよね。チェーンの清掃をした後は、注油をすることもお忘れなく。チェーンを拭いたついでに、リアディレイラーのプーリーも拭いて綺麗にするとなお良しです!



ロスをなくす方法2:空気圧の管理

ママチャリでは一度空気を入れたらしばらくそのまま乗っているという方も多いと思いますが、スポーツバイクは高い空気圧を保つ必要があるため、乗る度に規定の空気圧まで空気を入れることが重要です(通勤通学で毎日乗る方は最低でも2、3日ごとに入れてください)。
規定の範囲内でも空気圧が低くなると、ペダルが重くなってしまいます。規定空気圧の9割程度まで入れればペダリングが軽くなり、快適に乗ることができます。
こちらも1分程度ででき、その後数時間のペダリングが楽になり、速度を上げやすくなります。また、低い空気圧で乗っているとパンクするリスクも高まりますので、パンク防止の観点からも空気圧はしっかり管理しましょう。



ロスをなくす方法2:すね毛を剃る!

すね毛を剃っているサイクリストは多くいます。落車などでケガをした際に傷口から菌が入るのを防ぐためだったり、ファッションの一環として剃っていたりします。

実はすね毛を剃ることは、空気抵抗の削減にもつながります。2014年にアメリカの自転車ブランドSPECIALIZED(スペシャライスド)が、風洞実験機器を使い「スネ毛の空気抵抗」の実験を行いました。



6人のライダーのすね毛を剃る前と剃った後の40劼料行タイムを計ったところ、最もタイム差があったライダーはすね毛を剃った82秒も速くなりました。一番タイム差が少なかったライダーでも50秒も速くなったそうです!

すね毛を剃るだけでこれほど空気抵抗が減って速度が上がるのは驚きですよね!
何のトレーニングもせずにこれだけ早くなるなら…これはまだ剃っていない方は剃るしかありませんね。
空気抵抗が減れば、それだけ速く、楽に走ることができます。着る服もダボっとしたものではなく、サイクルジャージのようにタイトなものを着るとさらに空気抵抗が減るようです。


どれも簡単に、そしてあまりお金をかけずにできることですので、より豊かなサイクルライフのために皆さん試してみてはいかがでしょうか?

(Written by 大井川鉄朗)