いまだ収束の目途が立たない新型コロナウイルス感染症。長期間にわたる外出自粛により、多くの人々の運動不足が懸念されています。なかでも子供の運動不足は、生活リズムの乱れや食欲不振など、発育上様々なリスクがあります。
STRIDER JAPAN(株式会社 Ampus)が3-6歳(未就学児)の子供がいる母親に行った調査によると、約4割の親が、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比較して「子供の外遊びの頻度が減少した」と回答。また8割近くの親が「子供の運動不足が気になる」と回答しました。
日本体育大学体育学部健康学科 野井 真吾教授によると、身体活動は脳の前頭葉(心)の成長に関与しているとも指摘されています。外遊びを通じて子供がわくわくドキドキするような体験は、前頭葉の発達を促すそうです。
ストライダーは、世界25ヶ国の子供たちに愛され、2021年4月には世界累計販売台数300万台を突破している子供向けランニングバイクです。三輪車や補助輪付き自転車とは異なり自らバランスをとる乗り物なので、自然と基礎体力、体幹力、バランス感覚などが鍛えられます。さらに、場所を選ばず様々なシチュエーションで自由にコントロールでき、子供の好奇心と共に走り続けられるように設計されています。
幼児に有効的なスポーツとしての側面も持つストライダージャパンは、世界で初めてランニングバイクレースを開催。以来、全国各地から数百人もの幼い子共たちが出場しています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による二度の延期を経て、ついに2021年7月17日(土)、18日(日)に「STRIDER CUP 2021大阪ラウンド」が大阪万博記念公園「お祭り広場」にて開催されました。2歳から6歳まで、総勢667人にもおよぶちびっこライダーが一同に集まり、アスリートさながらの白熱したレース展開に、思わず胸が熱くなります。嬉しい思いや悔しい思い、様々な感情を親子が分かち合う素晴らしい舞台となりました。
当日はレースの他にも、現役プロライダーによるレーシングスクール、ブレイクダンス日本代表候補によるパフォーマンスやダンススクールなども実施。さらにスペシャルコンテンツとして、北京オリンピックBMX日本代表の阪本章史選手と岸龍之介選手・古家詩音選手の対談やエキシビションが行われ、会場を沸かしました。
親子で感動や達成感が得られる外遊びでありスポーツでもある「ストライダー」。コロナ禍での運動不足対策に始めるのも良し、子育ての一環として始めるのも良し、本格的に世界を目指すのも良し。いずれにせよ、それはかけがえのない親子の時間となっているはずです。
●参考:ストライダージャパン「STRIDER CUP 2021大阪ラウンド」
https://www.strider.jp/cup/osaka/