スターバックスが、全国の店舗で販売するドーナツやケーキなどの割引を、在庫状況に応じて始める。2021年8月23日から。同社が行う、店舗での食品破棄を極力減らす「フードロス削減」を目指すプログラムの一環。店舗で販売するドーナツやケーキ、サンドイッチなどのフード類が、当日の在庫状況に応じ、閉店3時間前をめどに「20%オフ」で販売される。
対象は、フードケース内のほぼ全商品。ただし、ヨーグルト、水、キッズドリンクなどは対象外。また、東京・中目黒の「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」など、通常店舗と異なる商品を販売する店舗も対象外なので注意。
例えば、閉店が22時だと19時から、シュガードーナツ(税込253円)の場合は202円、根菜チキン サラダラップ(税込418円)の場合は334円で買うことができる計算だ。一律20%オフなので、価格が高い商品ほどお得感が増す。
スターバックスを長年利用するリピーターの筆者が考えた「割引でお得に入手できそうなフード商品」はというと、普段の在庫状況を見ていると、ドーナツ各種、スコーン各種、レモンクリームなどのバー各種だ。サンドイッチ類は、サラダラップなど低価格商品がよく売れている印象なので、中〜高価格商品がもし余っていれば割引で食べられる可能性がある。ケーキ類は正直「味」によって人気度が違う。ただ、スターバックスはどの店舗も人気が高く、もしも自分のお気に入り商品が割引になっていたら、迷わず買ったほうが良いだろう。
店舗によって、割引の実施の有無、開始時間が異なる。プログラム実施中に「SAVE FOOD」のPOPが掲出されるとのこと。夕方や夜、小腹が空いた際、スターバックスの店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。なお、このプログラムによる売上の一部は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付される。
スターバックス コーヒー ジャパン
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(Written by トラコ)