旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめ。価格は安く、コンビニより品数が多い。長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者が、今回は【三重・伊賀編】を紹介する。

三重・伊賀といえば、伊賀牛や伊賀忍者のイメージがやや強い。その三重は、東海エリアなのか近畿エリアなのか、なかなか微妙な立地だ。伊賀だと奈良と県境となり、大阪のギリギリ通勤圏でもあるため、近畿エリアに入ることが多い。とはいえ、スーパーでは愛知や岐阜などの東海エリアの商品も並ぶ。

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三重のうどんといえば「伊勢うどん」である。伊賀とはやや地域が異なるものの、伊勢うどんはしっかり売られている。お土産店の定番というイメージだが、スーパーで売られている商品のほうが圧倒的に安い。高級な味を求めないなら、スーパーでの購入がやはりおすすめ。

太くて柔らかい麵。出汁がきいた黒いつゆ。1年を通して食べる家庭の味だ。

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三重県は、全国3位のお茶どころ。その三重県で生産されているお茶は総じて「伊勢茶」と呼ばれる。その中でも、北部の北勢エリアはかぶせ茶、南部の南勢エリアは深蒸し煎茶が有名。宇治茶や八女茶などより知名度が低い分、良質で美味しいお茶が安く手に入る。

伊勢茶は、スーパーでは茶葉でも売られているし、紙パック、ペットボトルもある。値段もピンキリ。

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伊賀といえば、「伊賀の里もくもくファーム」が観光スポットとしても人気。近年、大阪や名古屋などに農場レストランや売店なども進出する。添加物を一切使用しない商品は、リピーターも多い。

公式サイトで通信販売もあるが、ソーセージやベーコンなどが地元のスーパーで売られていることがある。スーパーだと送料不要でお得。見つけたらぜひ、人気の味をぜひ味わってみてほしい。

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伊賀を拠点に、醤油や味噌などを製造する「伊賀越」は、地元では御用達の醸造メーカー。

創業明治6年、昔ながらの天然醸造を守り続け、こだわり醸造のしょうゆ、全国的に珍しい大豆と米のどちらにも麹を付ける製法で1年熟成させた伊賀名産の「玉みそ」、昔から伊賀に伝わるうす塩風味の「伊賀越漬」などを製造、販売する。スーパーにもいくつかの商品が置いてあって手に入り、味はお墨付き、価格もリーズナブルだ。

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伊勢市に本社があるヤマナカフーズは、伊勢志摩産ひじきをはじめ、わかめや昆布などを製造、販売する会社。全国のスーパーで「みそ汁の具」という商品を見たことがある人もいるかもしれない。

簡単調理できる台所の味方。三重県内のスーパーなら種類も豊富で、保存もきくのでいくらあっても便利に使える。

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常温のシュークリームで有名な「竹屋」の商品。公式サイトによると、全国で単一工場としては最大級の生産ラインを誇るといい、その数は年間約1億7千万個という。竹屋の本社は、四日市市だ。

手軽に食べられるベビーシューは有名だが、「竹屋の幸せカスタードシュークリーム6個入」は、食べやすい大きさにボリュームあり、満足感も。常温で数日保存できるのにこの美味しさはやはりありがたい。この商品パッケージは昔ながらでそれもまたいい。


【三重・伊賀エリアにある主なご当地スーパー】

■イオン、MaxValu https://www.aeonretail.jp/
■オークワ http://www.okuwa.net/
■プロマーケット http://t-proma.com/
■アピタ https://www.uny.co.jp/
■ぎゅーとら http://www.gyutora.com/

(Written by トラコ)