来月はいよいよバレンタインデーですね。
今月には、チョコレートの祭典であるSalon du Chocolat 2022が今年も始まります。
「サロン・デュ・ショコラ」は、1995年にフランス・パリで誕生して世界中から一流ショコラティエやブランド、最高級のチョコレートが集まる、世界最大級のチョコレートの祭典で、本場のパリでは毎年10月下旬〜11月上旬に開催されています。日本では、2003年1月に、伊勢丹新宿店の本館6階催物場からスタート、東京新宿をはじめとする三越伊勢丹グループ各店にて毎年開催され、2022年1月の開催でついに20回目を迎えます。
https://www.mistore.jp/shopping/feature/foods_f3/salon_du_chocolat_f
出展される世界のシェフから新作紹介の動画も公開されています。
そこで今回は、Salon du Chocolat 2022に出展する大注目の女性シェフによるショコラをご紹介します。
Sachi Takagi(サチ・タカギ)
自然豊かな地域のパン屋さんで育った高木さん。植物からできた天然酵母がパンになる過程を身近に感じていました。そのような経験から、「植物を “育てる” スイーツブランド」として菓子職人としての技術力とアイデアで、“植物では出来ない”ではなく “植物だから出来る”を実現し、素材そのものの持つポテンシャルに頼らず、味作りの可能性を広げることで、植物から全く新しい価値 を生み出しているショコラティエ。
自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%/HUGOBotanical Milk 36%。
高木さんらしいプランツベースの材料で作成される生チョコで、花びらや、風に揺れる木々、空の青さ、雲の流れ、差し込む光など、植物を包み込む自然界をイメージ。まるで果汁を飲むように、それぞれの味がすっと体に行き渡るような瑞々しい味わいや滑らかな食感は、植物だからこその力だそう。
表面の模様は新鮮なコーヒーの実の鮮やかな赤をイメージ。程よい甘みと苦み、クリアな味わいのバランスが取れたコーヒー味が特徴の「Chocography Coffee」(1,800円)
花園を彷彿とさせるような、エキゾチックで華やかなライチの風味が特徴の「Chocography-Lychee-」(2,600円)
E-O CHOCOLATE(イェオシュカラート)
エレナ・オフシャニコワさんは東ヨーロッパ地域今大注目の若手女性ショコラティエ。ロシアの素材を多用することで自身のチョコレートにアイデンティティーを吹き込み、西ヨーロッパのチョコレートとは一味変わった個性を表現をしています。ロシアは王朝時代にカフェ文化が開花した国でもあり、実は、チョコレートやアイスクリーム、ケーキなど菓子の美味しい国。そんなスイーツ大国にあって、店舗を持たなくても注文が舞い込む実力者。幼い一人娘でも食べられるほど、素材選びにこだわるママショコラティエな一面もあります。
ママショコラティエとして、今回は、母親目線の新作チョコレートを発表。全8色のクレヨン型チョコレートは、こんなにカラフルなのに人工着色料を使用せず天然素材の色を活かしたナチュラルチョコレート。ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリー、シーベリーなど、甘酸っぱいベリー類はロシアの子供たちにも人気。「SDC0115 キッズコレクション」(2,979円)
ALEXIA SANTINI(アレクシア・サンティニ)
いまだ手つかずの自然が残る柑橘がたくさん取れる地中海西北部フランス領の島 コルシカ島の女性シェフアレクシアさん。
じっくりと時間をかけて仕上げたコルシカ島産レモンの自家製コンフィを、ミルクチョコレートでコーティングした「SDC4143 シトロネット」(5,616円)
最後に
ぜひ、今年のバレンタインデーは、自分のご褒美用に
お気に入りのショコラを探してみてください!
(Written by seven__nana)