スターバックスといえばコーヒーというイメージが強いが、「ティー」に特化して楽しむ店舗「スターバックス ティー&カフェ」が日本に存在する。

2020年7月に1号店として東京・六本木に、翌年9月に東京・吉祥寺に2号店が開業。さらに2022年2月25日、全国3店舗目として、大阪・梅田に『スターバックス コーヒー LUCUA2階店』がオープンした。

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「スターバックス ティー&カフェ」は、スターバックスによる“ティービバレッジ”に特化して楽しむ店舗。スターバックスは1971年の創業当時、「Starbucks Coffee, Tea and Spices」をブラント名として掲げ、現在に至るまで、ティーをコーヒーと並ぶ主力商品としてきた。

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現在の通常店舗などでも、ぼうじ茶や抹茶などをベースとしたラテなどのドリンクを提供。上質な茶葉とボタニカルな素材を厳選したティーブランドの知名度もスターバックス利用者の間で浸透する。

『スターバックス コーヒー LUCUA2階店』では、ホットとアイスの両方を提供する「ティー ラテ」、ティーをベースにした「ティー フラペチーノ(R)」など、通常店舗では味わえない約12種類のメニューをラインナップ(2022年2月時点)。ティーメニューはガラスマグで提供されるのも特徴だ。

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「スターバックス ティー&カフェ」には3つのカテゴリーがあり、特に「TEA CREATION」(ティー クリエーション)では、茶葉の個性とピッタリのフルーツを組み合わせたティービバレッジ。

その1つ「ゆず & シトラス ラベンダー セージ ティー」(ホット/アイス)は、爽快なサジーの香りと風味、オレンジとパイナップルなどの甘み、ほのかなラベンダーの特徴の「シトラス ラベンダー セージ ティー」をベースに、シトラス果肉とルビーグレープフルーツジュレをトッピング。特にアイスはスッキリとした味わいで楽しめ、素材感も感じられて満足度が高い。

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「ティー フラペチーノ(R)」も、ティーの洗練さがじっくり味わえる逸品。これもガラスマグで提供される。季節限定メニューもあり、今の時期だと「ピーチ トランクイリティ ティー フラペチーノ(R)」が味わえる。

穏やかなピーチとカモミールのやわらかな香りが特徴の「ピーチ トランクイリティ」をベースにミルクで仕上げ、白桃とストロベリーがゴロっと入っている。さくらのトッピングが優しく上品な味わいを醸し出す。

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スターバックスで人気の「ティー ラテ」もここではさらに本格仕様。その中の1つ、「ジャパニーズ チャイ ティー ラテ」は、ほうじ茶をベースに、ゆず果皮、しょうが、陳皮、山椒など日本ならではのスパイスを組み合わせ、ミルクを加えて日本風にアレンジされたティービバレッジだ。

マサラチャイを象徴するスパイス「シナモン」も加え、チャイ好きにたまらない逸品。身体の芯まで温まるのもうれしい。

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ビバレッジの店内利用、お持ち帰りのほか、一部の茶葉やグッズも販売。これも通常店舗にはない商品もあるので要チェック。茶葉をベースとしたキャンディーなどもあり、手土産にもおすすめ。

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『スターバックス コーヒー LUCUA2階店』では、通常のドリップコーヒー、サンドイッチなどのフードも販売。「モバイルオーダー&ペイ」も利用できる。ティーに特化しているだけあり、店内は温かみあるデザインで、日本の伝統茶器なども展示、店舗のロゴに茶葉があるなどの見どころも。

特に店内のデザインは、1号店はフラッグシップ店として総合的に、2号店は抹茶、そして3号店はブラックティーがテーマといい、壁の色合いなどにそれらしさが見られる。大阪という土地柄、誰もが親しみやすく味わうブラックティーが選ばれたとのこと。

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さらに、2022年3月18日、北陸エリア初の “ティー”を楽しむ新店舗『スターバックス コーヒー 富山マルート店』もオープン予定となっている。

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スターバックス コーヒー ジャパン
https://www.starbucks.co.jp/

(Written by A. Shikama)