とんびサムネ

画像は、「公式ホームページ」より

皆さんは、心に残っている映画やドラマはありますか?
私は「とんび」という重松清さん原作のドラマがとても心に残っています。

“日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。
時は流れ、高校3年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。“
公式HPより
https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/story.html

といったあらすじで“「とんび」が鷹を生む”ということわざから不釣り合いな父と子供の約30年間の人生を綴っていきます。

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もともとは、新聞で連載をされていた小説でしたが、2012年にはNHK「土曜ドラマスペシャル」で堤真一、小泉今日子、池松壮亮などのキャストでドラマ化され「第52回ゴールデンニンフ賞デイ優秀作品賞」、「東京ドラマアウォード作品賞優秀賞」、「文化庁芸術祭優秀賞」などを受賞しました。
https://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=tonbi


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そして、翌年2013年には、TBS「日曜劇場」枠で内野聖陽、常盤貴子、佐藤健などのキャストで連続ドラマ化。またこの作品でも「東京ドラマアワード優秀賞」、「アジア・テレビジョン賞最優秀作品賞」を受賞しました。
http://www.tbs.co.jp/TONBI/


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私が心に残っているのは、2013年版のTBSで行われた連続ドラマです。
なぜ、心に残っているのかというと「人生でもっとも泣けるドラマ」だったからです。
特にすごいのが、「連続ドラマなのに1話で号泣できる」という点です。もちろん最終回まで一貫して泣ける暖かい作品なんですが、1話だけで泣けるポイントが3つほどあるドラマは
他にないのではない特徴なのかなと思いました。

私は数年に1回このドラマの1話を見直すのが習慣になっているのですが、
いつ見ても泣いてしまうので、泣きたいときに見たいドラマとして深く心に残っています。
皆さんにも泣けるドラマが見たいとき私のお気に入りの1話をぜひ見ていただきたいです!

ところで、今回なぜこの「とんび」を紹介したのかといいますと
なんと2022年4月3日映画化されると耳にしたからです!
主演は、阿部寛、麻生久美子、北村匠海。

映画『とんび』本予告


3回も実写化されてしまう重松さんの原作も、
NHKのスペシャルドラマもTBSの連続ドラマも
この機会に見直して映画も見に行きたいですね。

とても期待大な今年の映画でした!