シリーズでお伝えしてきた、鹿嶋市での2拠点生活体験記事ですが、今回は少し趣向を変えて、実際に鹿嶋市に移住された先輩移住者の方に、鹿嶋市について教えてもらおうと思います。実際の移住者だからこそ語れるリアルな体験談は、きっと皆さんの参考になるはずです!

小林さん画像
奥様、次女の友海ちゃんとカシマスタジアムにて

鹿島アントラーズを応援するために鹿嶋市に移住した小林さんご一家

今回、お話を伺ったのは2005年に鹿嶋市に移住した小林さん一家。
転勤族だった小林さんは、2003年に茨城県に転勤になりました。その際訪れた鹿島アントラーズの試合を観て、たちまちアントラーズファンになり、アントラーズを応援するために鹿嶋市に住みたいと思うように。

しかし、好きなチームがあるというだけで住む場所を決めるわけにはいきません。小林さんの通勤、子供達の教育、住環境などなど、本当に鹿嶋市に住むのは現実的なのか、茨城勤務の間に何度も鹿嶋市に足を運んで下調べを行いました。

住むほどにわかる、暮らしやすい環境

そして、調べた段階では「暮らしやすそう」だった印象が、今では「住まない理由がない」と言い切るほど、小林さんにとっては最適な移住地だったようです。
それでは、具体的に鹿嶋市のどんな所が良かったのでしょうか?

【生活に必要なものは全て揃ううえにコンパクトで渋滞もナシ!】
ショッピングセンターやファミレス、スーパーに家電量販店など普段の生活に必要な店は一通り揃っており、市役所や郵便局、銀行なども隣接してコンパクトにまとまっているため、市内のほとんどの目的に家から車に乗って音楽を1曲聞き終わらないうちに着いてしまう。

また、渋滞がほとんどないため車生活でもストレスがない!道の幅も広いし、なにより駐車場が広いため、それまでほとんど運転をすることがなかった奥様が鹿嶋に来てからはどこへでも1人で運転して行けるようになったそう。

【土地が安いし、災害にも強い!】
東京で家を購入するならマンションしか選択肢がないと考えていた小林さんですが、鹿嶋市に来てから想定した金額よりも安い価格で5LDKの庭付き一戸建てを購入することができました。さらに固定資産税も都内に家を持っている同僚の5分の1程度と、維持費が抑えれるのも嬉しいところ。
小林さんによると、最近鹿嶋市で家を新築されている方々は3台分の駐車スペースを設けているお宅も少なくないそうで、実際鹿嶋市では人口は減っているものの、戸建ての建築数は増えているんだとか。

また、鹿島神宮のお膝元というだけあり、太古より岩盤が強固でしっかりしており、高台で氾濫する川などもなく、自然災害にも強いと判断できたのも土地選びの決め手になったそう。

【東京にも通える距離】
どこでも仕事ができる時代になりつつあるとはいえ、週に何度かは出社も必要だし、完全に移住するのは不安、という方にも鹿嶋市はおすすめ。
実は、鹿嶋市からは東京への通勤も可能な距離なのです!

現在は既に職場が変わられていますが、10年ほど東京勤務だった小林さん。
東京への通勤は高速バスでおこなっていました。
朝は渋滞もあるため2時間程度かかることもありますが、バスなので座れないという心配はなく、逆にゆったりと寝ていくことも可能なのでかえって楽だと感じてたそうです。帰りは渋滞がなければ1時間15分ほどで鹿嶋に着くため、通勤を苦に感じたことはなかったそうです。
また、一番本数が多い時間帯は10分に1本東京行きのバスが出ているため、時刻表を気にする必要がないのも強みです。

住めばわかる!鹿嶋市の良さ

その他にも、夏は涼しく冬は暖かい体への負担の少ない気候や、鹿島神宮を中心としたお祭りやイベントの充実、また工業地帯があるため外部からの人を受け入れやすい土地柄などなど、移住者が溶け込みやすい環境がこれでもかと揃っており、小林さんのお話を聞いているだけで、鹿嶋市への期待値が上がってしまいます!

とはいえ、人によって移住先に期待するものは様々。
まずは、小林さんのように現地に足を運んでみるのが大切かもしれません。
もし、場所選びで迷っているのなら、鹿嶋市を覗いてみると候補地が一つ増えるかもしれませんよ?