エステル・ストッカー「憧れの眺望」photo Kioku Keizo
エステル・ストッカー「憧れの眺望」
photo Kioku Keizo

日本有数の豪雪地であり、里山の暮らしが残る新潟県越後妻有地域(十日町市・津南町)を舞台に、地域全体でアートを楽しめる「大地の芸術祭」が開催される。

大地の芸術祭は世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニア。2000年から開催されており、前回2018年は約55万人の来場者を記録。今年の開催期間は、4月29日〜11月13日の145日間、なんと1年を通して自然の中に作品が展示される。本来なら2021年の開催予定だったが、コロナの影響で1年の延期となり。今年の4月に満を持しての開催が決定した。

越後妻有地域の約760平方キロメートルの広大な土地全体を美術館に見立て、自然を大きく活用した野外彫刻作品や、廃校や空家、トンネルを丸ごと活用した作品など、1年を通して約200点の作品が地域のいたるところに展示される。アートを辿りながら里山を巡るという新しい形の旅は、アートによる地域づくりの先進事例として、国内外から注目を集めている。

内海昭子「たくさんの失われた窓のために」photo T. Kuratani
内海昭子「たくさんの失われた窓のために」
photo T. Kuratani

注目は2018年に登場したアート作品「Tunnel of Light」。越後妻有を代表する名所の一つである全長750メートルの清津峡渓谷トンネルを改修。外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開。SNS映えするフォトスポットとして人気が高まり、GWなど繁忙期には多くの人がこの場所を訪れる。

「Tunnel of Light」photo NAKAMURA Osamu
マ・ヤンソン MADアーキテクツ「Tunnel of Light」
photo Nakamura Osamu

2022年の大地の芸術祭では、世界中から37の国と262 組のアーティストが参加し、200以上の作品が常設展示され、会期中に約100点の新作が追加される予定となっている。俳優でありながらアーティストとしても活動する森山未來さんの参加が決まっており、今年はさらなる注目が集まっている。

「越後妻有 大地の芸術祭 2022」開催概要
【会期】 2022年4月29日(金祝)〜11月13日(日)全145日間
※全期間を通じて火・水曜日は休み(GWは除く)
【開催時間】 10:00〜17:00(10・11月は10:00〜16:00)
※各作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり
【開催地】 越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)760㎢



今年の大地の芸術祭の開催まで二ヶ月を切り、先行して企画発表会が2会場で同時に開催予定。
「越後妻有大地の芸術祭 2022」の主なプログラムなどが発表される。

1、開催日時
2022年3月24日(木)
18:30〜19:30 企画発表会
第二部 20:00〜21:00 大地の芸術祭サポーターこへび隊キックオフ
※こへび隊とは芸術祭を支える活動するボランティア

2、開催場所
(1)越後妻有会場
第一部 越後妻有文化ホール「段十ろう」ホール(18:00受付開始)
登壇者:関口芳史実行委員長(十日町市長)、桑原悠副実行委員長(津南町長)
第二部 越後妻有里山現代美術館 MonET
(2) 東京会場
第一部・第二部 渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT(午後6時受付開始)
登壇者:北川フラム総合ディレクター

※オンライン配信(第一部のみ)
「大地の芸術祭公式YouTube 」
https://www.youtube.com/channel/UCRrGFlAh_4aQiw3_R081kFQ

※会場参加の事前申し込みはこちら
https://www.task-asp.net/cu/eg/lar152102.task?app=202200027