フィンランドのスターバックスはかつて、フィンランドの空の玄関口であるヘルシンキ・ヴァンター空港などにもあった。しかし、コロナ禍で需要が減った影響か、2022年5月現在、なんと2店舗しかない。
いずれの店舗も、ヘルシンキ中心部。その1つが、「Stockmann Bookstore」店だ。
大通りに面した店舗は、Stockmannという地元で最も大きな百貨店の書店に併設する形で位置する。角にあるので立地は悪くない。
店外そし店内どちらからもアクセスできる。営業時間は平日8時から、土曜は9時から日曜は12時からとやや遅く、閉店時間も遅くても20時まで。
店内はけっこう広い。1階かつガラス窓が大きいので、明るい雰囲気ではある。勉強している地元の学生もいる。
スターバックスで定番の豆がズラリと並んでいる。ただ特段、珍しいコーヒー豆はない。
フィンランド、ヘルシンキ、それぞれ限定のマグカップ。ヨーロッパ統一デザインのようだ。3年前に訪れた時にまだあった旧デザインのマグカップやタンブラーは、さすがに一掃されていた。
ドリンクのメニューは、コーヒーやティー、フラペチーノなど。
それ以上に、フードの種類は多く、ドリンクもジュースからお酒まである。スターバックスというより、なんでもありな感じもする。種類が多いのがありがたいが・・・
そして、もう1店舗が「Kamppi」店。カンピ駅直結のモール内にある。こちらは座席はほぼなく、テイクアウト店のような感じだ。営業時間は同じ。
スーパーで、スターバックスのチルド製品を見つけた。日本未発売、フラットホワイトも。他にも種類がけっこう多かったので、店舗よりチルドが普及しているのだろうか。
いずれにせよ、フィンランドのスターバックスは2店舗に激減してしまった。ちなみに、公式サイトもない。もしかしたら、数年後にはなくなっているかもしれない。フィンランドはコーヒーの消費量が世界で最も多い国だが、地元のカフェチェーンが強いようだ。
スターバックス公式サイト
https://www.starbucks.com/
(Written by AS)