石田衣良さん(写真提供:文藝春秋)

「写真提供:文藝春秋」


石田衣良さんは、1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒。97年、『池袋ウエストゲートパーク』でオール読物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。映画、ドラマ化作品多数の人気小説家。

今回、石田衣良さんは、「住まい」の中の『住宅弱者問題』をテーマに短編小説「虹の扉」を執筆。
さまざまなバックグラウンドを理由に住まいの選択肢が限られてしまう『住宅弱者問題』は、外国籍や高齢者、同性カップル、障害者、シングルペアレントなど、実際の経済状況だけでなく社会的なイメージによって、自分らしい暮らしを選択することができない社会課題です。作品を通して、この課題を登場人物の内面や感情描写の繊細さが魅力の石田衣良さんの世界観で届けます。

こちらの小説は、社会課題解決に取り組む事業領域である「住生活」「超高齢社会」「地方創生」をより多くの方々に知ってもらいたいと、事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULL(ライフル)が、設立25周年を記念した企画です。

普段本を読まない方にも関心を持ってもらいやすいよう、筆者に石田衣良さん、垣谷美雨さんという大御所小説家から芸人・友近さんまで多彩な顔ぶれの3名に依頼。作品は、小説からエッセイまで幅広いジャンルとなっており、いずれも頑張る人たちの背中を押すような前向きなストーリーに仕上がっています。
また、3名のオリジナルインタビューも公式サイト内に掲載しており、それぞれの社会課題や作品に込めた想いについても知ることができます。

25th_キーヴィジュアル



この企画をきっかけに、みなさんも社会課題解決に取り組みましょう。