山と溪谷ch 鍋割山荘

画像は「山と溪谷ch.」より

どうも!
エンタメ雑学を見たい、聞きたい、言いたい男、雑学言宇蔵です。

テレビ番組の取材テーマを探すのが私の主な仕事なのですが、その仕事でいろいろとネットサーフィンをしていた時に、とってもかっこいいおじさんを見つけたので勝手ながらご紹介をさせていただきます。


●100kgを背負って山頂へ…。鍋割山荘ご主人・草野延孝さんインタビュー 1万回の歩荷と鍋焼きうどん【山小屋インタビュー】



こちら、山と自然に関するコンテンツを出版・配信する山と溪谷社が運営する登山専門のYouTubeチャンネル「山と溪谷ch.」で紹介されている動画なのですが、この動画の主人公である草野さんが本当にかっこいい。

神奈川県にある標高1,272mの鍋割山(なべわりさん)の山頂にある鍋割山荘を構える主人の草野延孝さんは、1976年にこの山荘の主人となって以来50年以上に渡り、歩荷(ぼっか)で止まん食材や資材を担ぎ上げ、生涯で1万回以上、荷物を運んでいるというのです!

今でも毎日のように70キロほどの荷物を担そうで、最盛期には114kgを担ぎ上げた事もあるとか!
これは本当に凄い事です。かつては新聞などのメディアで“日本一の力持ち”として紹介された事もあり、本当に素晴らしい!
健康でなければ出来ない仕事ですし、地道にまじめに仕事に向き合ってこられたからこそ健康である、ともいえるかもしれませんね。
かっこいいなぁと憧れますし、その真面目な生き方を尊敬します。


草野さんは、19歳の頃、大学の山岳部に入った事をきっかけに、本格的な登山の魅力に目覚めていったそう。
愛媛県・石鎚山の山小屋のアルバイトで歩荷を初めて経験し、その楽しさに目覚めていったそう。
そして大学卒業後、2年間のサラリーマン経験を経た後、“好き”を仕事にされたという経歴の持ち主。

さらに、そんな草野さんが山頂の鍋割山荘で自ら腕をふるう「鍋焼きうどん」が絶品の味と評判になっているんだそうです。
まさに、この料理を作るための歩荷という事で、動画を見る事によって改めて非常に貴重でありがたい食事なんだなぁと感じられました。

鍋焼きうどんには、カボチャのてんぷら、ねぎ、ナルト、油揚げ、ナメコ、シメジ、ホウレン草、卵など…と具が盛りだくさん。
登山でお腹が減ったお客さんに、ボリュームのあるものを食べてもらいたいという草野さんの気持ちが素敵に表現されています。
これは一度は食べてみたいですね!



と、いうわけで!
Nicheee!は、鍋割山荘ご主人・草野延孝さんと「山と溪谷ch」を勝手に応援していきたいと思います!!



【参考】
鍋割山荘
住所:神奈川県秦野市鍋割山山頂
http://nabewari.net/



(Written by 雑学言宇蔵)