これらは選挙の情勢調査が実際の投票行動に影響を与える現象を指します。
「バンドワゴン効果」とは、情勢調査の結果を見て投票先を決めかねていた有権者が「みんなが指示しているなら安心」「勝ち馬に乗りたい」と思い、リードしている候補者に投票するという現象を指します。
一方、「アンダードッグ効果」はその逆、情勢調査で劣勢となっている候補の方に投票してしまうという現象を指します。「判官びいき」のように負けている方を応援したいという人も多いそうです。
これらを合わせて「アナウンスメント効果」と呼びます。
情勢調査が選挙結果に影響を与えてしまうことから、選挙直前の情勢調査を禁止にしている国もあるそうです。
(written by 山崎健治)