Jリーグの名古屋グランパスが、毎夏恒例「鯱の大祭典」を、2022年も開催している。新型コロナウイルス禍の2020年を除き、2019年から始まって今回で3回目。

名古屋と言えば「鯱」であり、この一語で「シャチ」とも「シャチホコ」とも読む。金のシャチホコは、名古屋城のシンボル。その大祭典とはいかなるものなのか。

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鯱の大祭典は、名古屋グランパスのホームタウンである名古屋市、豊田市、みよし市と連携し、「スタジアムで、街で、クラブと地域がひとつになる」をコンセプトとしたイベント。この期間の指定試合のみ、BEAMS JAPANがデザインしたスペシャルユニフォームとなり、来場者にも数量限定で無料配布される。

特に今回、1995年シーズンに「天皇杯」を優勝した当時のユニフォームをモチーフにしたデザインとなっている。このユニフォームを着用する試合は3試合、その最初の試合である浦和レッズ戦で、名古屋グランパスは3-0で見事勝利を収めた。残り2試合は8月19日のジュビロ磐田戦、8月27日のガンバ大阪戦。

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この鯱の大祭典、毎回注目なのが、名古屋グランパスの公式マスコット「グランパスくん」だ。普段は白と黒のシャチだが、期間限定で「金」になる。この姿で試合会場以外にも積極的に登場する。

グランパスくんは「Jリーグマスコット総選挙」で、2018年と2019年に優勝。その後も2位、3位、3位と、全国に50以上いるマスコットの中でベスト3にずっと入る人気ぶり。

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黒から金となる過程が、今回も公式ツイッターで紹介されていた。その様子がなんとも・・・ひとまず動画を見てみてほしい。ちなみに、奥様である「グランパコちゃん」も、頭に金のシャチホコをのせるのがおなじみだ(グランパスくん一家は4シャチ家族)



実は、1回目は美容院、2回目は理容院で「金鯱グランパスくん」になっている。今回はなぜその方法で・・・とちょっと思わざるを得なかった。(1回目は染め直す動画も公式ツイッターで発信)




ほかに、試合日にホームスタジアムである豊田スタジアムにやぐらが登場し、「シャチほこれ!名古屋グランパス音頭」を踊るのも恒例。サポーターも一緒に楽しめ、鯱の大祭典の限定グッズも販売される。以下の動画は2021年。


さらに、名古屋といえば、プロ野球・中日ドラゴンズの公式マスコット「ドアラ」が、全国区の知名度を誇る。ドアラとグランパスくんの交流は古くからあり、お互いに本拠地を訪問するのも恒例となっている。

2022年6月に行われたBEAMS JAPANの発表会にも一緒に登場。「名古屋」をアピールしていた。

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いろいろ「スペシャル」感満載の、鯱の大祭典はまだまだ続く。暑くて熱い8月の名古屋、今からリアルでネットで“参戦”してみてはいかがだろうか。

「鯱の大祭典」「大名古屋展2022」合同記者発表会 事後レポート(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000012471.html
名古屋グランパス
https://nagoya-grampus.jp/

(Written by AS)