2022年オフに初めて実施される現役ドラフト。出場機会の少ない選手の移籍の活性化を目指すのが目的で、12月9日に非公開、オンラインで行われる。各球団は現役ドラフトの約1週間前に出す保留者名簿の中からFA権取得選手や育成選手を除いた2人以上の選手のリストを提出し、1人以上を獲得する。
すべてが確定の情報ではないが、現役ドラフト候補の対象外になる条件が以下の通り
・2021年ドラフトで指名された新人選手
・外国人選手
・育成契約選手
・複数年契約選手
・FA有資格者
・年俸1500万円未満(一軍最低年俸未満)
・年俸1億円以上
この対象外になる条件を元に、我らがファイターズから誰が現役ドラフトの対象になるのかを調べてみた。
2022年現役ドラフト候補になり得る選手は以下の通り。※年俸は推定
【投手】11名
上原健太 1,600万円
池田隆英 1,700万円
立野和明 1,700万円
西村天裕 2,000万円
河野竜生 3,000万円
井口和朋 3,600万円
伊藤大海 4,100万円
玉井大翔 5,800万円
堀瑞輝 6,000万円
杉浦稔大 7,000万円
加藤貴之 7,300万円
【捕手】 3名
石川亮 1,700万円
宇佐見慎吾 2,000万円
清水優心 3,400万円
【内野手】 4名
清宮幸太郎 1,700万円
野村佑希 2,000万円
谷内亮太 2,300万円
石井一成 2,500万円
【外野手】 2名
松本剛 2,050万円
淺間大基 2,500万円
ファイターズは平均年齢が若いため年俸も比較的低め。今年18本塁打を放った清宮幸太郎選手や、首位打者を獲得した松本剛選手、ドラフト1位の伊藤大海(正しくは毎ではなく母)投手など1軍で活躍した選手も対象になってしまっている。このリストの中からファイターズ球団が選んだ選手2名が現役ドラフトにかけられ、最低1人は移籍することになっている(指名されなかった選手は自球団に残留)。
ガント投手以外の全支配下選手を1軍出場させた2022年シーズン。それぞれが活躍したシーンを見ているだけに、誰かが移籍してしまうと考えると胸が痛くなってしまう。しかし選手にとって一番なのは、試合に出られる環境にいるということ。すべての選手にとってプラスになる現役ドラフトになってほしいと心から思う。
(Written by 大井川鉄朗)
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