北日本では初雪が観測されるなどいよいよ冬本番。寒さや乾燥で「あかぎれ」に悩まされる人も多いのではないでしょうか。水仕事を休めない人にとっても辛い季節が到来しました。

テープ材の製造販売などを行う総合メーカー・ニチバン株式会社(本社:東京都文京区、社長:高津敏明)は、そんなこの時期に合わせ、あかぎれに関するお悩みや予防・対処法についての調査データを発表しました。調査結果と合わせ、医師によるあかぎれケアのポイントをご紹介します。

アルコール消毒や手洗いによる手荒れが増加

コロナ禍、アルコール消毒やこまめな手洗いの習慣化により、手荒れが増えた人が65.7%にも上ることが調査で明らかになりました。このうち、女性は7割以上が「手荒れが増えた」と回答。あかぎれができやすい場所についての質問では、「利き手の人差し指」が最も多く、7割を占めました。

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予防・対処には「ハンドクリーム」「絆創膏」を活用する人が多数

あかぎれの予防法に関する質問では「ハンドクリームを塗る」(83.3%)「絆創膏を貼る」(36.3%)「水仕事ではゴム手袋をする」(28.0%)がトップ3に。あかぎれができたときの対処法は「ハンドクリームを塗る」(69.3%)「絆創膏を貼る」(47.0%)「軟膏を塗る」(39.7%)となっています。どちらもハンドクリームが最多でしたが、「クリームを何度も塗るのが大変。水仕事でクリームが落ちてしまう。(50代:女性)」「クリームを塗って仕事をするのが大変。パソコンにクリームのべたつきがついたり、トイレの後で手を洗ってからまた塗るのが面倒。(40代:女性)」「クリームを塗ると手がベタベタして気持ち悪い(30代:男性)」との声も寄せられていました。

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皮膚科専門医が解説!あかぎれ対策のコツ

日本皮膚科学会皮膚科専門医の花房崇明氏は、コロナ禍の手荒れについて「通常は皮脂と汗などが混じり合ってできた皮脂膜で皮膚を保護していますが、手洗いやアルコール消毒により洗い流されてしまうことで、手荒れを招いてしまいます」と解説。皮脂膜はしばらくすると回復するものの、こまめな手洗いやアルコール消毒により、皮脂膜が十分に回復しないことが手荒れ増加の一因と考えられるそうです。

各シーンの予防・対策法のポイントを見ていきましょう。
◆洗い物
ゴム手袋を着用し、お湯ではなく水を使用する
◆入浴
お湯の温度は38〜40℃程度で、髪を洗う時はあかぎれ部分などに液剤が入らないよう指先ではなく手のひらを使うことがポイント。入浴後はすぐに保湿ケアを!
◆手洗い・消毒
よく泡立てて洗い、しっかり洗い流すことが大切。ふき取る際はこすらないよう、優しく。

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花房崇明(はなふさ・たかあき)氏
医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科 院長・江坂駅前花ふさ皮ふ科理事長
医学博士(大阪大学大学院)、日本皮膚科学会皮膚科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医、日本抗加齢医学会

医師オススメのケアアイテムは「絆創膏」

花房氏がおすすめするあかぎれケアのアイテムのひとつが「絆創膏」です。皮膚に亀裂が入っている場合は絆創膏などで保護して適度な湿度を保つことが大切とのこと。「モイストヒーリング(湿潤療法)が期待できるタイプの絆創膏を使えば、あかぎれを治すのに適した潤った環境をつくり、皮膚がきれいに再生するのを促すので、キズ口がそれほど痛まずにあかぎれを治すことができます」と話しています。指を動かしたり、曲げたりしてもしっかりフィットするタイプのものがおすすめだそう。

あかぎれケアならコレ!フィット力抜群「ケアリーヴTM治す力TMシリーズ」
あかぎれは痛いけど、家事や仕事は休めない…そんなときは花房氏もおすすめする絆創膏の活用を。絆創膏は伸縮性やフィット力、防水性をチェックして、自分に合ったものを選ぶのもポイントです。

【ケアリーヴTM治す力TMシリーズ】
モイストヒーリング(湿潤療法)で痛みを軽減し、あかぎれも早くきれいに治す絆創膏シリーズ。ハイドロコロイドという特殊素材の「モイストパッドTM」でキズぐちをピタッと密閉し、キズぐちから出る体液を吸収、保持してくれます。(管理医療機器 家庭用創傷パッド)
 
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ケアリーヴTM 製品ブランドサイト  http://www.careleaves.com/


あかぎれの辛い痛みでお悩みの方は、あかぎれケアのポイントをおさえながら、絆創膏を活用して冬を快適に乗り切りましょう!

※TMは商標です。

■調査概要
調査期間 :2022年11月10日〜14日
調査方法 :インターネット
調査会社 :アスマーク
調査対象者:全国の20〜60代男女(300名)