呂布さん

ACジャパンのCM出演やAbemaTV「マッドマックスTV」でのディベート対決など2022年に活躍の場を大きく広げたラッパーの呂布カルマさん。
そんな呂布さんの魅力を知るための音源・ライブ・バトル・切り抜き動画を紹介します。


●[MV] 呂布カルマ - 俺の勝手


2014年に発売されたアルバム「THE COOL CORE」に収録されている呂布カルマさんの代表曲。名古屋の街を一人闊歩する映像が印象的なMVとなっています。

「バケツ持たされて廊下に立ってた あいつはきっと分かってた
俺は何も考えず椅子に座ってた 真っ黒な黒板に向かってた
いつの間にか大人になってた 憧れに自分を重ねた
俺はラッパーになってた 自分の歌歌ってた ここに立ってた
あん時俺が思ったこと 半分でも君に伝わってたら
勝手だがなんか変わってたか だってまだ なんでかな
掴んで離したのは俺の方か そうか 今更だな
目を覚まさなきゃな なんも変わんねえ 前みたいに笑ってる」

割と内省的ですが決意も感じられるようなフックの歌詞が印象的です。
さらに最後のバースでは
「当然のように未来は 自分で切り開いてく以外ない」
と歌っておりタイトルも含めて自身のラッパーとしての決意とスタンスを表しているように感じられます。

●[MV]呂布カルマ/ZIPSIES - Still Image Love


サウンドデザインチーム「ZIPSIES(ジプシーズ)」のアルバム「FINALIZE vol.3」に収録されている曲。
自分のアルバムでは採用しないようなタイプのオシャレなトラックですが、このようなビートでも呂布さんのラップは映えます。

「君は精子が薄い 俺は濃い
音楽と俺 それは恋  片想い  程遠い
辿り着く前に消えるやつの方が多い」

アーティストを精子、音楽を卵子に例え、いくら音楽が好きでも音楽から愛される者はひと握りだと歌っている歌詞が秀逸です。

●【Live】呂布カルマ - 夜行性の夢


2017年の野外イベント「森、道、市場」のライブ映像。ビートも相まって夜の街の歌を夜の森で歌っている画は神秘的です。
2ndアルバム「四次元HIP-HOP」に収録されている曲ですが、呂布さんは1〜3枚目までのアルバムを(現時点では)サブスク解禁していないので、知る人ぞ知る名曲となっています。CDもなかなか見つからないと思いますが、配信では普通に買えるので気になる人はそっちを買いましょう。
バトルでは韻を踏むことを重要視していないと言ってますが、呂布さんは楽曲ではバチバチに韻を踏んでいます。フックの「可能性無限 夜行性の夢」は硬さも意味の美しさも秀逸な韻になっています。

●【Live】GEZAN - BODY ODD feat. KID FRESINO, 呂布カルマ, ハマジ, MATSUMOTO, 小林祐介, 山田ミドリ, 蝦名啓太, Tohji


ロックバンド・GEZANの主宰イベント「全感覚祭」での映像。主にその日の出演者が客演参加し披露された曲なのですが、呂布さんは全感覚祭の出演者ではなく、たまたまその日、渋谷の別のイベントに出演しており声がかかったそうです。激しいバンド演奏をバックにしているからか普段のライブやバトルとも違った“魔王感”のあるラップになっています。

●【バトル】MU-TONvs呂布カルマ 凱旋MCbattle東西選抜冬ノ陣2020.決勝戦


呂布さんのバトルで恐らく最も有名な試合。
どういう思考回路をしていれば魔法陣を作ることを思いつくのでしょうか・・・凄すぎます。

●【バトル】"Scooby J vs 呂布カルマ" / ENTER MC BATTLE (2018年7月)


呂布さんの例えdisが冴えわたった試合。相手のScooby Jさんの髪型をあるものに例えたところ、バトルの試合に関わらず拍手笑いが起こっています。

●【スパチャ集】えーちゃんと仲良くなるまでの流れまとめ動画【切り抜き】


呂布カルマさんの週末のYouTube配信の名物リスナーの一人「えーちゃん。」。
アニメアイコンを見下している呂布さんはえーちゃんのアイコンのことを当初は気持ち悪いと言っていましたが、配信でのやり取りを通じてえーちゃんの真面目な人柄と呂布さんへの愛を知り、アニメアイコンでもえーちゃんだけは認めるようになりました。
この切り抜きでは、えーちゃんと仲良くなる過程がまとめられています。


(written by 山崎健治)