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皆さま、こちらの猫のキャラクターをどこかで見たことがあるのではないでしょうか?こちらのキャラクターが描かれた雑貨などを持っている方も多いと思います。
何を考えてるのか分からないミステリアスな目が印象的なこの猫の名前は「ダヤン」と言います。絵本や小説、アニメでも活躍するダヤンは1983年に誕生し今年40周年を迎えました。
今回は、ダヤンの産みの親である池田あきこさんの娘で、ダヤングッズの製造販売を行う株式会社わちふぃーるどの代表取締役・山舞子さんにお話しを伺いました。

◆ダヤンの世界が生まれた経緯

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株式会社わちふぃーるど代表取締役・山舞子さん

―ダヤンが生まれた経緯を教えてください

「わちふぃーるどは元々革製品の工房としてスタートしました。当時は祖母が革製品を作り、母が革の上に描く挿絵を担当していました。
1983年に自由が丘に直営店をオープンさせたのですが、その際に無地だと味気がないということで、工房のシンボルとして商品に描いたのがダヤンです。」

―お客さんの反応はどうでしたか?

「目を引くデザインだったのでお客様からも良い反応が返ってきました。革製品だけではなく包装紙や店内のポスターにもダヤンを描いていたので特に印象に残ったのだと思います」

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―今のように広く知られるようになったのはいつだったのですか?

「1988年に絵本を出版したことがきっかけです。
それまで広く発表することはなかったのですが、母は以前から物語を作ることが好きでした。その中で描いてきたのが不思議の国「わちふぃーるど」です。母は長い間あたためてきた不思議な国わちふぃーるどの物語を、ダヤン中心に描きなおし出版社に持ち込みました。
1988年にほるぷ出版より初の絵本「ダヤンのおいしいゆめ」が発売されて以降、絵本以外にも画集、長編物語、旅のスケッチ紀行など多方面に作品を発表して、出版書籍は100タイトルを超えています」

◆ダヤンのモデルとなった猫

―ダヤンにはモデルがいるのですか?

「ダヤンは当時飼っていた猫がモデルです。この子もダヤンと言います。」

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飼い猫のダヤン

―確かに目の部分に面影があります。ダヤンの名前には由来はあるのでしょうか?

「(飼い猫の)ダヤンの写真をよく見てみると左目に眼帯をしているように見えませんか?実はダヤンという名前は、左目に眼帯をしていたイスラエルのダヤン将軍から取ったものなんです。」

◆ダヤンの魅力とは?

―ダヤンが支持されている理由はなんだと思いますか?

「一般的なキャラクターの常識を外したデザインが魅力だと思います。
特に目が特徴的で、ギョロっとした釣り目はいわゆる可愛さとは本来かけ離れている部分かもしれません。ただ、何故か目を奪われてしまい一度見たら忘れられないデザインだとよく言われます。」

―赤ちゃんのダヤンもいますよね?

「BABYダヤンですね。3人の魔女のいたずらによって赤ちゃんにされてしまったのがBABYダヤンです」

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BABYダヤン

「BABYダヤンは毛のふさふさが愛くるしさを強調しています。一般的な他の猫のキャラクターより本物のネコらしさがあると評判です」

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今回のインタビューはここまで。次回は、山さんの母でダヤンの産みの親である池田あきこさんについてやダヤン40周年についてのお話を伺います。

(written by 山崎健治)