タイ北部最大の都市、チェンマイ。ここに、日本を丸ごと再現したかのようなエリアが存在する。場所は、チェンマイのニマンヘミン通り。

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いきなり、地下鉄の出入り口が出現。チェンマイに地下鉄は開通していない。

つまりこれはハリボテであり、階段を下りて地下に行けるわけでなく、そのまま道路に出る。よく見ると、タイなのに駅名がカタカナから始まるのも、なんだかおかしい。

さらに、その出入り口に横に建つのは「ハチ公像」だ。もはや日本なのかタイなのか、よくわからなくなってくる。

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信号機も横断歩道も、日本のそれそのままである。ちなみにここは、自動車もバイクも自転車も通らない。訪れた観光客が記念撮影をしていた。

ちびまる子ちゃんもいる。タイで人気なのだろうか。

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居酒屋の店名は「まつり」であり、入口には薬局の店頭でおなじみ、佐藤製薬の企業キャラクター「サトちゃん」「サトコちゃん」がいる。

「日本盛」の樽に、アサヒビールと三ツ矢サイダーのケースも、なんだか懐かしい。

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こちらの居酒屋の前には「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈の等身大フィギュア。まさかタイで、チェンマイで出会えるとは思わなかった。

この前が広場で、タイ人がキリンのケースで作った椅子に座り、絶賛宴会中。日本のまるでビヤガーデンのようだった。

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さらに、日本の縁日かのような屋台も。焼き芋、おでん、クレープ、寿司・・・とにかく日本づくし。

ただ、売られているものをよく見ると、タイ風にアレンジされ、日本人から見ると「それ、違う!」とツッコミどころ満載だった。

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新型コロナ禍におけるタイ人の「日本ロス」で生まれたというこのエリア。チェンマイを訪れた際のネタに、足を運んでみてはいかがだろうか。

(Written by AS)